普通の男が突然、架空のスパイに仕立てられ、その流れのまま本物のスパイになっていく物語。
子どもの頃に「日曜洋画劇場」で観ているが、正直ストーリーまでは覚えてなかった。
今あらためて観るとご都合主義のオンパレードだが、そんなことはどうでもよくなるくらい、面白いアクション映画に仕上がってる。
突然「ジョージ・カプラン」というわけの分からん男になってしまったロジャー・ソーンヒル(ケイリー・グラント)に対して、仕立て上げた諜報機関のおっさんが「都合がいいからそのままにしとこ」ってシーンには笑っていまった。
はじめは何のこっちゃ分からんで迷惑がってたソーンヒルが、イヴ・ケンドール(エヴァ・マリー・セイント)への下心ためなんだろうけど、最後は立派な諜報員になり、マイクロフィルムを国外に密輸する計画を阻止ししてしまう。
「歴代大統領4人の顔が岩に刻まれた巨大なモニュメント」はセットなんだろうけど、ここでの格闘シーンも良かった。
もし今の作品がこのテイストになると、恐らく非難ボウボウだろうな。
娯楽としてのテンポがいい、だから今でも通じるんやろうな。
とにかく、文句なしに満足な一本。
