人間のために生きた犬の物語『トーゴー』 | 三匹の忠臣蔵

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1925年冬、アラスカ州ノームで流行したジフテリアから人々を救うため、飛行機が使えない悪天候の中、約1000kmの距離を20組の犬ぞりチームがリレーで血清を運んだ「ノーム血清走行」を描いた作品。

エンドロールによると、19チームの平均走行距離は約50キロで、ラストから2番目のチームは425キロを走破している。
このチームが犬ぞり師のレナード・セッパラ(ウィレム・デフォー)率いるチームで、そのリーダー犬(ハスキー)の名が、タイトルにもなっているTOGO。

レナードと妻のコンスタンス・セッパラ(ジュリアンヌ・ニコルソン)とTOGOとの出会いから物語は始まり、クライマックスはただひたすら走り続ける展開が描かれる。
VFXは正直ミエミエだが、それでもこれは映画館で観たかった。
まぁ、ディズニープラスなんでないと思うけど。

TOGOは、最初は見るからに目が座った、やんちゃ盛りの赤ん坊のような犬だったのが、成長するにつれて立派なリーダー犬へと変わっていく。
そばかすだらけのジュリアンヌ・ニコルソンの顔立ちも素朴で、時代の写しが鏡に感じる。

それだけ切羽詰まってたんだろうけど、1000kmもの距離を20組の犬ぞりで走って運ぶという発想も凄いが、それを見事やり遂げたのも素晴らしい。
犬は、やはり人間にとって特別な存在だと思う。

 

 

TOGO: ウィレム・デフォーと犬のポスター