うどん屋の釜『ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男』 | 三匹の忠臣蔵

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浮気した男が「妻を殺した男」に興味を持ったせいで、自分が疑われることになるサスペンス・スリラー。
結末は意外と単純で深読みしてしまうが、何もなさそう。

小説家ウォルター・スタックハウスは、妻クララと表面上は円満に暮らしていたが、パーティーで出会ったエリーに一目惚れしてしまい、クララにはすぐバレて夫婦関係は崩壊へ。

クララは「一緒にいるのが嫌」と母の看病に帰ると言い残して家を出るが、母はそのまま死亡し、病院には来ていないと連絡が入り、クララは行方不明→自殺体として発見される。

ちょうど同じ頃、町ではバス休憩所殺人事件は発生し、夫のキンメルが容疑者となっており、ウォルターは小説のネタとしてこの事件の新聞記事を集めていたことがバレ、刑事コービーに尾行していた疑惑をかけられる。
さらに家政婦クローディアまで辞めてしまい、四面楚歌になる。

悪くないんだが、エリーとの関係は急展開すぎ、キンメルの妻殺しの動機も曖昧でただの変質者にしか見えない。

刑事コービーの執拗すぎる態度も経緯が描かれず唐突すぎる。

結局、好奇心旺盛なウォルターが自分で墓穴を掘っただけで、皆さん動機が見当たらず心理戦の深みが完全に抜け落ちてる。

サスペンスの雰囲気は悪くないけど、全体的に薄っぺらく、もっと丁寧に作れば良かったのに、もったいない。

 

ライク・ア・キラー 映画ポスター