信じるものは救われるのか「星の子」 | 三匹の忠臣蔵

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日々是好日。
お弁当ブログだった「お弁当にはたまご焼き」からリニューアル。
映画レビューを中心に、日々思いついたこと、感じたこと、趣味のことを書いてます。

宗教にハマった家族の物語、久しぶりの視聴。
水の話をしてるけど、20数年前の話。
「EM水」というのが化学物質過敏症患者の間で話題になり、使ってる人もいた。
実際に会ったことがあるけど、手に触れるもの全てにスプレーしていた。
コストを浮かそうと建築中の家で塗装をしていて過敏症になったと言っていて、建築が中断された廃墟のような民家に住んでいた。
断熱材も入っていない壁がむき出しの室内、中心にはテントが張ってあり、この家の中で一番”気”が集まる場所と言っていた。

その人は私らにも「EM水」を買って欲しいと言っていた。
聞くと、彼女は班長的な立場で配下に10ほどの人がいて、「EM水」を卸してる。
この人の上にはグループ長がいて、10ほどのグループを管理している。
それぞれ、「EM水」を売った時のマージン率が違い、配下の人が売った「EM水」のマージンも入ってくる。
過敏症患者はそれぞれコミニティがあり、縄張りのようなものがあった。
本や仏像を売るグループもあった。

最後に教師が「変な水」といい、ウィルスの話をしていたが、伝播の仕組みに置き換えたらこの作品が言いたいことも分かってくる。

エンディングが中途半端で残念。