楽しみにしてたDVD観ながら晩酌しつつの雑感。
どこの国でもナショナリズムは他国や他人を排斥する事で優越感を手軽に得れるエンジンみたいなもんで、オリンピックみたいな大きい大会になると政治家にとっては支持率向の機会であり税金使って利益誘導できて、企業や行政には大規模開発の口実になり、競技者には暮らしや名声で、マスさんにとってはビジネスそのもの。
そやからみんなそこを煽るわけで、一般大衆にとっては日頃の不満を忘れ、憂さを晴らす絶好の機会。言うたら興奮しても許される、晴れて騒げる無礼講の塊。
城下町で年に一度、城主から許されるお祭りがいい例。
のはずが、今回はコロナのお陰でこれまで見て見んふりしてきたことが一気に”日の目を見て”綺麗事で繕っても誰も振り向かん、もはや「復興五輪」は死語やし。
それどころか五輪反対を「反日認定」して、なんちゃってナショナリズムを振り回して人気者になったりと。
それなら「オリンピックは金儲けやねん!」と正々堂々、啖呵切って開き直った方がまだ立派。
ただそうなるとおおっぴらに税金使えんので、冠そのものや競技ごとにイベント名を企業に売る。
例えば「NTTドコモオリンピック・楽天男子サッカー」とか「トヨタ五輪・女子ソフトボールHONDAカップ」みたいな。
そうすると人気のない競技は当然淘汰されるので規模も縮小し、結果、コンパクト五輪になる。やりたかったら自分でスポンサー見つけてこいって事。
ちなみにウヨさんはナショナリズムとは全く無縁どころか意味も知らず、単純に寂しさと自己顕示欲からくる、社会の孤立から克服する手段として信奉してるだけ。これを彼らは難しい言葉で「愛国」と言うらしい。
しかし「キーパー(ある兵士の物語)」はオモロイ、いい映画。
こんなのよく作れるな。
お昼はこがね製麺所。
同じ大盛り、圧倒的に量が多くしかも一番安い。
麺もコシがあって喉越しいいし何より美味しい。
つゆも甘めのはなまると違いカツオの香りがいい。
私的には一番。