東宝の2大スター競演による痛快娯楽映画。
左遷されてきた札付きの汚職刑事と、足を洗って酒場を経営する元やくざが組織に立ち向かうお話。
1960年代の100万円といえば今ではどれほどの価値があるんだろうか。
三船敏郎の荒削りな風貌に比べ、鶴田浩二は顔立ちも含めて綺麗。
あと、これほど可愛らしい天本英世を見たのも初めてではないかな。
ストーリーの組み立てには繋がりがある脚本、たまに漫画チックなところはあるが演出やカメラワーク、テンポもいいのでカット割を少し詰めれば今でも十分通用すると思う。
