北朝鮮でクーデターが起こり、北朝鮮の特殊部隊の元エージェント、オム・チョルウ(チョン・ウソン)は重傷を負った北朝鮮の1号(委員長)を韓国に連れて逃げてくる。
そして北朝鮮は、大韓民国と米国を相手に宣戦布告を宣言し、韓国は、戒厳令を宣言する。
北朝鮮1号が韓国に逃げてきたことに気づいた外交安保首席のクァク・チョルウ(クァク・ドウォン)は、戦争を回避するために、オム・チョルウを通じて北朝鮮のトップとの接触を試みる。
原作はウェブトゥーンで、監督のヤン・ウソクが原作の作者で、自身の作品を映画化したということ。
テンポが良くスリル満点で面白かったが、ふたりとも同じ名前なのでややこしい、
北朝鮮反乱軍のチェ・ミョンロク(チョ・ウジン)がターミネーターみたいで大車輪の活躍。
クァク・チョルウの妻(パク・ウネ)が逃げる車の中での演技がリアルでとてもいい。
オム・チョルウとクァク・チョルウが腹ごしらえにうどんと餃子を食べるシーン、食べにくそうなオム・チョルウの手錠を外してあげるクァク・チョルウ。やさしい。
続編の「スティール・レイン(鋼鉄の雨2)」は南北の首脳会談が現実するけど、こちらは監督も違い続編というより、別な作品と思ったほうがいい。
