邦題が馬鹿げてるけど原題は「ミッシング:消えた女」で「ミッシン」は「行方不明」や「消失」を意味する英単語 "Missing" を韓国語の発音で表したもの。
2016年か、コン・ヒョジンってすごいと思った。
この時期の作品には臓器売買ネタが多く、韓国人に実際にそんな事件があるのあかと聞いたら「映画だ!」とバカにされた。
離婚後、暮らしに追われていたイ・ジソン(オム・ジウォン)は、ベビーシッターの中国人ハンメ(コン・ヒョジン)を雇う。
ある日、チソンが家に帰ってきたところ、ハンメと娘タウン(ソ・ハニ)が消えてしまっていた。
チソンは、警察と家族に事実を知らせるが、誰も彼女の話を信じず、むしろ養育権訴訟中に起こした自作劇だと疑われてしまう。
結局、独りでハンメの跡を追うチソンは、家の前をうろつく正体不明の男や、周辺の人々のおかしな証言振り回される。
闇ブローカーの男ヒョニク(パク・ヘジュン)は風俗の斡旋、臓器売買、人身売買など、金になるなら何でもやる。
誘拐と人身売買とは言わないにしても、農村部に売られてくる外国人女性問題や不法就労を絡めてるのは一つの社会性ではないかな。
そして、ラスト。これはラストが悲しすぎる。