テレビドラマの続編。
朝鮮半島から濃縮ウランが流出したという情報が入り、国際テロを未然に防ぐために組織された外事警察と韓国諜報機関NIS、テロリスト、協力者。交錯するそれぞれの思惑による騙し合いを描いた作品。
韓国からはキム・ガンウ、イム・ヒョンジュンが出演している。
真木よう子と尾野真千子の絡みは、やはり格の違いを感じる。
無名塾出身の真木よう子は毎朝発声練習をしていて声ができているので、大声を出しても小声でも通る。
一方、尾野真千子だけではなく、日本の俳優は声ができていないので声が薄い。芯がないので大声だとうるさいし、小声だと何を言っているか分からない。
セリフが棒読みに聞こえ、表情もワンパターン。
ラスト、真木よう子のなりすましの演技は、ただの協力者だった果織がスパイになっていく様がとてもリアルに演じられている。
キム・ガンウは体ががっちりしていて、これも日本の俳優との違いではないかな。
ただ、作品のクオリティで言わせてもらうと、映画というより2時間ドラマの域を出ていないので、そこは残念。