10歳の時、手術中に意識が覚めてしまう恐しい体験をしたナ・サンウ。消されたはずの記憶が、25年後に蘇るというお話。
「手術中の覚醒」体験が引き金となり、過去の記憶、医療ミス、そして復讐が絡み合う緊張感てんこ盛りの心理サスペンス。
夢だと否定されるサンウの覚醒体験は何故か臨場感がある。
日本でも遊んでるような手術時の会話録音がニュースになったのを覚えてる。
幼なじみのカン・ウックァン(ユ・ジュンサン)が訪ねてきてから、外科医リュ・ジェウ(キム・ミョンミン)の周囲に不可解な事件がお起こりだす。
ジェウは、自身が執刀した妻ソ・ヒジン(キム・ユミ)の死因に疑問を抱き、真相解明に乗り出す。
ウックァンが精神科医オ・チフン(キム・テウ)からそれらしい話を聞くが、この先はネタバレになるからこれくらいにしておく。
終わったと思ったらもう一捻り、早いと思ったわ。
オープニングの手術室での出来事に最後まで連れられて、ラストは想定外の結末で、悪のままで終わった方が映画としては良かったのに、と同時に考えさせられるものがある。