原題「ミオク」。
キム・ジェチョル(チェ・ムソン)とともにジェチョルグループを一流企業に育て上げたナ・ヒョンジョン(キム・ヘス)は、引退を決意する。
ヒョンジョンに惚れている室長イム・サンフン(イ・ソンギュン)は、ジェチョルの息子ジュファン(キム・ミンソク)の母親がヒョンジョンだと知る。
検事のチェ・デシク(イ・ヒジュン)は、サンフンを利用して復讐することを決める。
それぞれの思惑が交錯し、破滅へと突き進んでいく典型的なノワール作品。
ミオクを取り巻く男たちの物語なんだろうけど、息子のジュファンはアホで、デシクは関係が薄い。
ジェチョルグループを築いた3人の関係も薄いし、デシクの悪役ぶりがないし、根拠みたいなものを感じ取れず共感がない。
上映時間も90分なら描きようがあっただろうに、もったいない。