シム・ジェムン(ソル・ギョング)は、兄弟分イ・ミンジェ(リュ・スンヨン)の仇を討つためにポルギョまで訪れるが、復讐相手の母親キム・チョムシム(ナ・ムニ)に接することで、おせっかいな煩わしさを感じながらも、いつしか接するうちに情が移る気持ちの変化を描いている。
ジェムンは、少年院で出会ったミンジェと共に組織で活動していたが、ミン・デシク(ユン・ジェムン)にミンジェを殺され復讐を誓う。
ジェムンは、弟分ムン・チグク(チョ・ハンソン)を連れデシクの生まれ故郷に行き復讐の機会を狙っていたが、母親チョムシムの飯屋に出入りするようになり、複雑な感情を抱くようになる。
「母親の目の前で息子を刺せるのか?」と、チグクは復讐を思いとどまるように言う。
ヤクザが自己紹介に名刺を出すのがシュールだが、ヤクザは言われたとおりに行動する。
そもそも幼稚で馬鹿なジェムンの人格自体がゴミで、このゴミにも人間の血が通ってるのかが試される。