ブロンクス物語/愛につつまれた街父親が二人いた青年の回顧録。 ロレンツォ(ロバート・デ・ニーロ)を父に持つ息子カロジェロのナレーションでストーリーが進む作品。 親としての躾はロレンツォで、人生の生き方は街をマフィアのソニー(チャズ・パルミンテリ)に教わり成長する物語。 教えって大事で、誰からでも得ることができるが受け入れるかどうかは本人の問題。 バス運転手とマフィアのボスである二人の父親の対比も面白いが、ロレンツォを子どもではなく、一人の人間として接したことが大きいと思う。