仕事一筋の父チョン・チョル(キム・ガプス)と認知症の母(キム・ジヨン)。
不倫中の長女ヨンス(パク・ハソン)、ガールフレンドに振り回されてる三浪の息子ジョンス(リュ・ドックァン)。
金と博打に明け暮れる弟キム・クンドク(ユ・ジュンサン)と妻のシン・ソンエ(ソ・ヨンヒ)。
このすべてを背負ってるお母さんキム・イニ(ペ・ジョンオク)が余命僅かになってしまう。
このぐうたらたちが病気一つで真人間になるが、結局、辛かった人生から開放されるのはこれしかなかったの?って作品。
エゴで手術していいのかな、帳消しのつもりなのか。
本人はそれで気が済むかもしれんけど、と思ってたらやっぱりで。勝手やな、としか思えん。
作り手からすると「そう思えてもらえたら」してやったりなんだろうけど、今まで何をしとってんとも。
正直どこが美しいのかさっぱり分からんので、誰か教えてほしい。
ありふれたネタではあるけど、やつれていくペ・ジョンオクがリアル。
やっぱりパク・チヨンはどこにでも顔を出すチョイ役の女王やな。