アーノルド・シュワルツェネッガーが悪役のハマり役でもある、未来ロボット系の金字塔的な作品ではないかな。
「人工知能スカイネット」と、「人工知能スカイネット」というネーミングは、いかにもSFらしい近未来感が漂い、ワクワク感しかない。
この作品はなんと言ってもテーマサウンド、そしてターミネーターが1984年に舞い戻る、シュワが真っ裸の稲妻球体のシーン。
それと革ジャンを引っぱぐるシーン、これチンピラなので同情の余地もない。と悪役そのものが板についてるシュワちゃん。
お陰でカイル・リースの影が薄いこと薄いこと。父やのに。
生意気なジョン・コナー、そして母であるサラ・コナーの成長物語でもある。
一人一人のキャラクターがよく考え作り込まれたと思う。
時代の移り変わりにも耐えられる素晴らしい脚本。
ただ、1984年のロサンゼルスから2029年の未来からやってきたターミネーター、あと5年後。しかし核戦争は始まってないけどな。
核戦争後の廃墟で育ったリースが成人として、おそらく20歳代で1984年に戻ってくるということは、とうの昔に核戦争があったということなんだが、2024年の時点で我々は元気です。
ジョンのためなら死ねる←当時は「愛と誠」のパクリと言われていた。