スポットライト 世紀のスクープ社会に問うべき正義があって、それをいつ、どのタイミングで公表するのか。 この映画が面白いのは、スクープとなるネタを知り、それを公表するまでの葛藤・軋轢、妨害をしっかりと描いているところ。 報道機関としての倫理があり「やりっぱなし」ではなく、相手側にも意見を求め反論の機会を与えていて、そこには憎しみ憎悪、証人要求からくる武勇伝は存在しない。 今流行りのYouTubeなどの社会的責任がない「やりっぱなし」陰謀論者と、プロのメディアの違いを浮き彫りにしている。