これは映画館で見た、映画は音響と映像が命!という見本みたいな作品。
イ・ビョンホン、マ・ドンソク、ハ・ジョンウの競演で盛りだくさんなんだが、それぞれ個性は出ていたと思う。チョン・ヘジンとは対照的に、マ・ドンソクは役を選ぶ幅が狭い役者という印象も。
イ・ビョンホンは斜め上を行く演技で笑いを取ろうとするし、ラストは映画「アルマゲドン」のブルース・ウィルス。
VFXは圧巻なんだが、やっぱり作品ごとに個性が出ていて、リアルさというより劇画タッチな感じがした。
それでも、ラストのオルガンの響きは良かった。これは家庭用のモニターや音響での再現は無理やろな。
噴火のシーンでの緊迫感は圧倒的だったが、キャラクターの感情描写がもう少し深ければさらに良かった。
大規模な災害映画やVFXの迫力を楽しみたい人にはおすすめ。