70歳の海女ジコ・ジノク(コ・ドゥシム)と30代のPD キョンフン(チ・ヒョヌ)の世代を超えた愛の物語。
年齢差を乗り越えた奇抜さと言うか、斬新なメロドラマ。
ジノクの歳が歳なのでエロスは控えめなんだが、愛よりも人間的な共感というか、もっと友情っぽく描いた方が良かったのではないかな。
「輝く瞬間」を描写したのがキスシーンなんだろうけど、見ていて抵抗があった。
何でも乗り越えていいというものではなく、やはり理性は必要だと思うので、年相応の割り切りや諦めの美学も必要だと思う。
ジノクが過去を語るのに無理に「済州島四・三事件」を持ち出すのも違和感しかなかった。このように扱うネタではないと思うので。