ワルキューレ | 三匹の忠臣蔵

三匹の忠臣蔵

日々是好日。
お弁当ブログだった「お弁当にはたまご焼き」からリニューアル。
映画レビューを中心に、日々思いついたこと、感じたこと、趣味のことを書いてます。

ヒトラー暗殺未遂事件「ワルキューレ作戦」を扱った作品。
ワルキューレ作戦は、元々ナチス・ドイツ軍内部で策定された緊急時の計画で、ヒトラーが職務遂行不能に陥った場合、社会不安を鎮圧するために総司令部が国家非常事態を宣言し、ベルリンには数万の予備軍がいて非常時に動員することになっていた。
彼らはヒトラーの暗殺後にワルキューレ作戦を発動し、全ベルリンを掌握してSS(親衛隊)のクーデター計画を抑え、ナチス政権を転覆させることを計画していた。

一見成功したかに思えたヒトラー暗殺やったけど、ヒトラーは生きていて、ドミノ倒しのように計画が崩れていく緊迫のシーンは見ごたえがあった。

しかしシュタウフェンベルク大佐は、自分の目で爆発を見ただけで、実際にはヒトラーの死を確認したわけではない。
この暗殺未遂に”タラレバ”があればいいのだけど、そうではない資質の問題と言うか、単なる思い込みでやらかした、まるでコントのネタ。
まぁおっちょこちょいの一言なんだけど、この一言を信じて巻き込まれた人らが可愛そうとしかいいようがない。