ツッコミどころ満載なので「何で?」にならなかったら、珠玉のラブストーリー。
個展を控え、広場で肖像画を描きながらお金を稼ぐキム・ヘヨン(チョン・ジヒョン)にとって、デイジーは憧れのゴッホのひまわりと同じ。デイジーを書きに出かけると川に落ちるわ橋から落ちるわで困っていると、誰かが橋をかけて助けてくれる。
広場でのある日、ヘヨンの前に座ったのが張り込み中のジョンウ(イ・ソンジェ)。彼は国際警察の職員で、使命はアムステルダムに本拠を置く麻薬組織を監視し、ヨーロッパとアジアへの密輸ルートを突き止めること。
彼は張り込みの度に、書いてもらううちにヘヨンに思いを寄せるようになる。
ある日、彼女のもとにデイジーが届くが、送り主は分からない。デイジーの花言葉は”心に秘めた愛”で、自分の心を隠すジョンウはそれが自分だと言えなかった。
いつの間にかヘヨンはその人を待つようになったが、見知らぬ都市アムステルダムで彼女を支えてくれるのは誰なのかというお話。
スナイパーであるパク・ウィ(チョン・ウソン)も誰かを狙った突然の銃撃戦で、ジョンウは怪我を負い韓国へ帰国。ヘヨンは声を失ってしまう。
しかし、ジョンウがいなくなった後にもデイジーは届く。
片思いと両思い、言葉を失ったヘヨンがパク・ウィと一緒に部屋にいると、ノックの音がしたのでドアを開けるとジョンウが立っていた。
後ろにパク・ウィ、前にはジョンウのヘヨンの表情からの三者三様の表情の描写、扉を叩く素晴らしい演出。
しかし、なぜ彼女は追いかけられなかったのだろう。
チョン・ジヒョンって鈴木京香に似てると思う。