1944年秋なのでバルジの戦いの前の話。
カイザー線が突破され、イタリア首都ローマが陥落し、ドイツ軍は「ゴシックライン」という防衛線を敷いて抵抗した。
米軍のイタリア上陸を阻止したいドイツ軍、米軍から国土を防衛したいイタリア軍。
本来は協力関係にあるドイツ軍とイタリア軍だが、パルチザンからするとドイツ軍は占領軍なので反抗する。
言葉もドイツ語、イタリア語、英語とバラバラで、それぞれの群像劇にも見えて面白かった。
形だけの戦闘シーンもやってる感満載で、結局、民衆からするとそこに正義はなかったということかな。