ロングタンの戦いをオーストラリア軍の視点で描いた、ある意味珍しい作品。
無慈悲で無残な戦闘の繰り返しで、自軍の空爆により全滅の危機に瀕する第11小隊を救出に向かう浪花節。
戦闘現場で上官の命令に背くなんてあるんやろうか。
そもそもの話、他国の内戦になんでオーストラリア軍は入っていったのか。
そこが抜け落ちているんだが、それを問いたかったのかも、と思いたい。
オープニングクレジットでも流れてるが、ベトナム戦争は1955年から1975年にかけて、南ベトナムと北ベトナムの間で発生した戦争で、オーストラリアは、アメリカを中心とする南ベトナムを支援する側で参戦した。
しかし北ベトナムが南ベトナムを制圧し、現在のベトナム社会主義共和国が成立した。
現在のベトナムの立場は分からないけど、敵といえば敵国になるのではないだろうか。
確か韓国ドラマで、ベトナム政府からのクレームでNetflixで放送されていたドラマがベトナム国内で放送中止になったはず。