なにげに観たら面白かった。
殺人事件に巻き込まれた、子煩悩で優しい怪物誘拐犯 ミョンジュン(ユン・ゲサン)と、誘拐された少女 ロヒ(ユナ)との心温まる、笑いと感動、サスペンス、ラハラドキドキが交錯する、喜怒哀楽全部詰めのサスペンスコメディ。
「殺人事件」「誘拐」に加えて「人体実験」「生い立ち」など、複雑なプロットがからみあうストーリーでありながら、全体のトーンは柔らかくて温かいまま。二転三転する展開で、物語は回を追うごとに複雑になり、新たな謎が次々と加わります。
物語の終盤には豪華なちょい役が登場し、散りばめられた謎を見事な伏線回収で納める、脚本の素晴らしさ。
ただ、字幕では柔らかな表現になってるけど、ロヒのタメ口にイラつく場面も。😀
早くから犯人のアタリはつくけど、ラストで明らかになる背景を考えると、ちょっと同情してしまう。最後のユナの陳述が上手く締めくくってます。