ディーバとは簡単に言うと「歌姫」。
15年間もの無人島生活を経て、社会復帰。浦島太郎な女の子が過去と向き合いながら夢の実現に邁進する物語。
早々に子役コンビの状況設定。再現部で出てくるけど、ここはもっと丁寧に描いて欲しかった。そうすることでモクハの回想がもっと活きたと思うので。
社会復帰して憧れのランジュに出会い、ライブでモクハが口パクでのフォロー。
オンマイクの音源でないからか、口パクと歌が合ってない、声は出してるけど歌ってないみたいな、声に張りもないし。後半は修正されてたけど、なんでこんな撮り方をしたんだろ。
見せ方の問題だと思うけど、同じ口パクなら「カンナさん大成功です!」の方が良かったかな。
全羅道の方言も違和感がありで、これは「怪しい彼女」のシム・ウンギョンに軍配。
ここまで観て、パク・ウンビンの無駄使いというか、じゃない方が良かったと思ったけど、ラスト3話で納得。
体は31歳、でも頭の中な15歳。だから見えるし言える事がある。
日本的に言うと、場末のキャバレーで歌う落ちぶれた歌手ランジュの揺れ動く心と、モクハの無人島での15年もの経験が隙間を埋めていく。
「二人の違いは年輪」と言ってて、まぁそういうことだよねって。
二人の父親、モクハは31歳だから受け入れる事ができ、ボゴルは最後まで受け入れることができなかった。
父ボンワンがサイコパスの様に描かれ終わったのはちょっと残念。
シレギクッパのお店のシーン、アジュマが可哀想でワロタ。