レッド・スパロー | 三匹の忠臣蔵

三匹の忠臣蔵

日々是好日。
お弁当ブログだった「お弁当にはたまご焼き」からリニューアル。
映画レビューを中心に、日々思いついたこと、感じたこと、趣味のことを書いてます。

あらすじ

バレリーナの将来が怪我のために断たれたドミニカ・エゴロフ。病気の母に治療を受けさせるためにロシアの諜報機関の訓練施設に送られる。そこは、ハニートラップと心理操作を武器としてミッションの遂行するスパイ=<スパロー>の養成機関だった。持ち前の美貌と頭脳で、ドミニカは望まないながらも、一流の<スパロー>へと仕立て上げられる。彼女に最初に与えられたミッションはアメリカのCIA局員に接近し、ロシア政府内に潜むスパイの名を聞き出すこと。 しかしその任務は、ドミニカを想像も超える運命に導き、彼女は敵国アメリカのみならず、祖国ロシアからも狙われることに……。大国間の裏舞台での陰謀と欲望が渦巻くストーリーは、信じがたい結末へーー。

 

オープニングのバレエでの赤の色彩がアメリカっぽいと言うか、ロシアのものじゃないよな。ロシアはもっと深くて鮮やかな色使いをする。
しかし、わざとでない限りあんな踏み方はしない。と思ったらやっぱり。
でも情はあった。
ドミニカは裏切られたという絶望からスパイの道を選ぶが、ボリショイが契約を打ち切り選択する道はなかった。
そしてアメリカの人間に接触するが、一瞬で素性がばれてるってのもすごいな。ストーリーに無駄がない。
騙してるのか本心なのか、はたまた騙されてるのか。
これで終わりかと思ったらもう一捻り、最後まで目が離せない展開で面白かったわ。
今どきフロッピーってのが生々しい。