ダン・ブラウンの世界的ベストセラー推理小説「ロバート・ラングドンシリーズ」の映画化第三作目で、小説では四作目。
相変わらず宗教と科学を題材としたストーリーなんだが、なぜか事件に巻き込まれるラングドン教授が、ダイ・ハードのマクレーンに見えてくるアクション・ミステリー。
今回のラングドン教授はバイオテロに立ち向かうんだが、ミステリーの謎解きと言うよりアクション性が強い感じかな。
出だしからご都合よろしいシエナはやっぱりで、その後の展開ももたもたしていてラストもご都合よろしい感じ。
こういった作品は概ね悪事を阻止してハッピーエンドが定石どおりなんだが、一度くらいテロが成功し夢も希望も打ち砕くような終わり方もいいのではないか。
それこそ韓国映画のように。