初めて見たのはテレビじゃなかったかな。
慣れ親しんだ怪獣モノと大きく違って驚いたら、兄が元々の意味を教えてくれた。
作者は戦後の暗い社会をことごとく破壊し、無秩序に陥らせる和製キングコングを作りたかった。
「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」と、人間が生み出した核兵器によって現れた怪獣が人間の手によって葬られるという、人間の身勝手さを表現した作品。
僕らが見始めた頃はたんなる怪獣映画で、こういったモチーフだったことは後で知ることになった。
大魔神にしろ、このゴジラにしろ、何かしらの教えや社会的なメッセージがあったと思う。