京都イベント第55弾「Savoy Ⅲ」のお話 トークタイム&飛び入りひとネタコーナー編 | マジシャン Yuji村上のブログ

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更新は気まぐれです。申し訳ありません。

 前回の続き、6月9日(日)に無事終了しました、Yuji村上京都イベント第55弾「Savoy Ⅲ」のお話です。


 ディーラーショーの後はいつも通り、ゲストのお話をうかがうトークタイムです。再びこの日のメインゲスト、とうそん君に出て来てもらいまして。


 まずはこれまでにとうそん君がゲスト出演してくれた過去のYuji村上イベント、京都イベント2回と大阪イベント1回の流れを時系列でご紹介。そこから小学生でマジックを始めた頃のお話、その頃からテレビで観ていたMr.マリックさんと会い、マリックチャンネルに出演したお話、そして創作に関するお話と、いろいろうかがっていきました。
 最後に、最近またマジックに関する活動を再始動しされ、先月リアル会場まで赴き出店参加したマジックマーケットのお話をうかがったくらいで、ちょうど良いお時間に。

 そんな形で20分ちょっとのトークタイムは終了し、ここで休憩に。10分ほどのインターバルを挟んだ後、後半のプログラムへと入っていったのでした。

 いつも通り、後半はまず恒例の「飛び入りひとネタコーナー」からスタート。今回は6名のお客様がご出演くださいました。
 今回もここ最近試している、最初に出演者のお名前を全員分、出演順にアナウンスしてから、改めてお1人ずつご紹介していくシステムで進めました。それでもスタートで若干躓いた感じでしたけれど。
 出演順はいつも通り、この日の受付順でした。

 トップバッターは、深井洋正さんでした。何といきなり、重鎮プロマジシャンからスタートしたのですよ。
 深井さんは1組のトランプから、2人の客がそれぞれに覚えたカードを当てる形の不可能系カード当てをご披露くださいました。

 2番手は、自身の持つコーナー最多出場記録を更新し続けておられる、斉藤隆亮さんでした。斉藤さんはお手伝い役として私と一緒に会場入りされておりましたが、受付は深井さんの方が早かったので2番目となりました。
 今回は、紙コップと毛糸玉を使って演じるワンカップの簡易版「カップと玉」を。こちらがなかなかに客席をザワつかせておりましたが、その詳細は内緒。

 3番手は前野隆夫さんで、テンヨー社から発売もされているルーバー・フィドラーさんのトリック、「ゴッドハンド」の前野バージョン手順を演じてくださいました。4つに切ったカードが手をかざすだけで繋がっていく復活現象なのですが、こちらは私がディーラーショーでご紹介しました、2週間前に発刊されたばかりの奇術誌「THE SVENGALI No.27」に、前野さんが解説されているトリックでした。興味があるという方は、そちらをご参照いただければと。

 続いてはYuji村上イベント初登場となる、瀧川一紀さんが登場。韓国ドラマ「冬のソナタ」をモチーフにした「ヨン様マジック」でも有名な、吉本興業所属のプロマジシャンです。
 ここでは左手に握った3枚のコインが、1枚ずつ右手に移っていく、「離れても見えるコインマジック」をご披露くださいました。

 5番手は、早川正人さんでした。早川さんは、絵に描いたフォークを使ったフォーク曲げをご披露くださいました。
 これが前回のエントリー、私のディーラーショーの部分で触れました「まさかの事態」でした。こんなイレギュラーな現象で、ネタ被りをしたのです。
 早川さんが演じられたのは、ゆうきともさんの本に解説された方法だったそうです。私もそのトリックを、以前ゆうきさんご本人に見せていただいた記憶があります。

 そして6番目、最後は岸本道明さんでした。ディーラーも含めれば、これで3人目のプロマジシャン登場となり、何と出演者の半分を占めることに。何と贅沢な。
 岸本さんは、紐と指輪を使った貫通トリックを演じてくださいました。意外な展開を伴う一連の手順になっていたのですが、これからご覧になる方のために、その詳細は内緒にしておきましょう。

 以上で今回のひとネタコーナーは終了。この後がメインのクロースアップショーとなるのですが、そのお話はまた別のエントリーで。