シオミイベント「カズ・カタヤマの世界」へ 後編 | マジシャン Yuji村上のブログ

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更新は気まぐれです。申し訳ありません。

 前回の続き、7月11日(日)に大津祭曳山展示館3Fホールにて開催されましたシオミイベント、「カズ・カタヤマの世界」のお話です。


 前回のエントリーでお話ししました通り、ぺるさんの次に登場したのは歴代のシオミイベントでも屈指の若いマジシャンでした。

 カタヤマさんに紹介され、前に登場されたのは、MASAYOさんでした。でも先ほどお話ししたのは、一緒に登場した娘さんのことです。MASAYOさんが屈指の若…いやっ、何でもありません。
 娘さん、小学3年生って言ってたかな?いずれにせよ10歳にも満たない年齢なのでした。そんな娘さんは、ハート型に切った小さな紙を何重にも紙で包み、お呪いをかけてから広げると、小銭(10円玉やったか、100円玉やったか…)に変わっているというマジックを演じられました。終始お母さんの方を向いて何度も質問しつつ、恥ずかしそうにしながらで。

 この後、いよいよカタヤマさんが登場。ショーとレクチャーのお時間に。
 今回カタヤマさんは、シルクを使ったシンブルの手順、封筒内のシルクと手の中のシルクの交換、コップに入れたシルクの消失、ロープに結んだシルクの貫通、客の選んだカードだけが裏面色違いになるカードマジックと、次々にショーで実演してはレクチャーしていくスタイルで。

 最初のシンブルは、B.G.M.に乗せての演技からで。音響は、ここでもMiiNAさんが「ぶるーとぅーす」の魔法を使って。よく分かりませんが、ちゃんと鳴っていました。

 レクチャーの最終版、突然席を立って前のテーブルに向かい、それを片付け出すシオミさん。カタヤマさんはステージの上なので、前のテーブルはもう使って無かったのではありますが、そんなところでチョロチョロしてテーブルを動かせば当然、目を引きます。そんな中、シオミさんがカタヤマさんにひと言。

 「気にせんと続けてくれぇ」

 無理~っ!

 実はこの時、時刻がP.M.4:45頃になっていました。会場が使用可能なのはP.M.5:00までで、基本的には撤収作業もそれまでに終え、会場を出なければいけないのです。
 この日はその時間に間に合わなさそうで、シオミさんが途中で事務室に向かわれるシーンがありました。戻られた時、時間は大丈夫やからとおっしゃっていたので、てっきり夜の時間帯も借りる手続きをされてきたのだと思っておりましたが、実際には15分程度ならずれ込んでもいいと了解を得てきただけだったみたいです。

 カタヤマさんも時間を気にしておられ、大丈夫と言われたのでレクチャーを続けていたら、テーブルを片付け出されるというね。

 そんな状況のせいか、その5分後にはレクチャーが終了。でそのままシオミさんが締めの挨拶をされ、この日のイベント「カズ・カタヤマの世界」はバタバタと終了しました。

 でもこの日のお話は、もう少しだけ続きます。