前回の続き、7月4日(日)に終了しました、Yuji村上大阪イベント第25弾｢Half＆Half vol.21｣のお話です。
この日の大トリはもちろん、ゲストのキタノ大地君のショータイムです。
まずは、白いハンカチから3色のシルクが出現したり消失したりするマジックからスタート。マジック界では知られたギミックを使った感じの現象が、様々な見せ方できっちりとルーティーン化されていました。
続いて、白で統一されたシルク、シンブル、ボールのルーティーンを。今度はマニュピレーション色が全開で、出現、消失、変化が繰り返されます。変化現象が綺麗で、私は無条件に好きなタイプのアクトでした。
そして、白いロープで演じる｢結び目」の手順を。ロープ切りのストーリーで演じる、被害者アクト的なルーティーンで、こちらは昨年3月の京都イベント第38弾｢Nouveau Ⅲ｣にゲスト出演していただいた時にも演じてくださった手順でした。凝った展開はマジシャン好みでもあり、この日も大受けでした。
ここでひとネタ、お喋りマジックが入りました。5色の風船のどれが割られたか、音を聞くだけで色を当てるというマジックで、派手さもあって楽しいトリックです。お喋りの面白さにも定評のあるキタノ君が、そちらの輝きを見せてくれるパートとなっていました。
そして最後に、リンキングハンガーの演技を、再度B.G.M.に乗せて。プラスアルファの道具も使い、コミカルなトーンでまとめ、決めてくれました。
5つのルーティーン中、昨年3月の京都イベント第38弾｢Nouveau Ⅲ｣と同じ演目は1つだけで、あとの4手順は全て入れ替わっていましたよ。ですから両イベント共ご参加くださったお客様にも、ご満足いただけたのではないかと。
さて、キタノ君のショータイム終了後は、私が前に出て次回Yuji村上イベントの告知を。
まずは次回大阪イベント、10月3日(日)開催の第26弾｢Grappa vol.4」を、続けてその前月、9月12日(日)開催の次回京都イベント第44弾｢Moonshine」を、それぞれご案内しました。
その後はキタノ君に前へ出て来てもらい、1週間後に開催されるマジックショー｢奇術の登竜門」や、毎月開催されている｢ちちんぷいぷいマジックショー」の告知をしていただきました。
チラシは開場前に各座席へ1枚ずつ配ってあったので、特に手間取ることもなく。
これにて、Yuji村上大阪イベント第25弾｢Half ＆ Half vol.21｣は無事お開きに。
でもこの日のお話は、もう少し続きます。