大阪イベント第24弾「Half&Half vol.20」無事終了 後編 | マジシャン Yuji村上のブログ

マジシャン Yuji村上のブログ

更新は気まぐれです。申し訳ありません。

 前回の続き、2 月14日(日)に無事終了しました、Yuji村上大阪イベント第24弾「Half&Half vol.20」のお話です。

 PM3:40過ぎに始まった後半のプログラムは、いつものように恒例の「飛び入りひとネタコーナー」から。今回は5名の皆さんがご出演くださいました。

 最初は、ディーラー参加の川島友希君から。ひとネタコーナーではいつも、会場到着の早い順にご登場いただくため、川島君の出演時にはトップバッターが定位置なのです。なにせ、スタッフですから。
 その川島君が、凝りまくりのサンドイッチカードを見せてくれた後は、谷英樹さんが催眠術を使ったカード当てを、次に石田隆信さんがブランクにプリントされていく4枚のQを、さらにでいしゅう君がコインボックスから順に出てくるコインを、そして最後に前野隆夫さんがボードの向こうで貫通する紅白ロープを、それぞれご披露くださいました。前野さんの演目は、昔トリックスから発売されていた新城さん考案の商品だそうでした。

 さて、プログラムは最後のショーを残す、のみとなりました。まずは私からで。
 私の演目は、前日の当ブログでもお話ししました通り、昨年9月13日(日)の京都イベント第40弾「Aperitif Ⅲ」で演じた物を再演する形に。この時のテーマが「ノンマジシャン向けのレパートリー」で、そちら系のトリック4つをご披露致しました。
 まずは、ジェイ・サンキーさんの初期作品「The Four Dimensional Coin」を、ハーフダラーと千円札を使って。ハンドリングは私のアレンジバージョンです。
 次に、ヒロ・サカイさんの傑作カードトリック、「シンクロニシティ・コインシデンス」を、こちらは原案通りに。
 ここで1つ、マットの下から石を出すギャグを挟み、最後に、有名な「マクドナルド・フォー・エーセス」を、これまた私なりのハンドリングで。

 そして最後に今回のゲスト、黒川智紀君が登場。その前に、演技用テーブルの片付け作業も。彼は使わないってことでね。あと、セットする時間を使いまして、次回Yuji村上イベント、京都と大阪の直近回を告知させてもらいました。チラシは開場前に、各座席へ置いておきました。
 いつもは全プログラム終了後、最後に行いますが、今回は時間が空くタイミングを利用させてもらいました。

 そしていよいよ、黒川智紀君の登場です。
 まずはロープとハサミの手順をお喋りで演じた後、カードのカラーチェンジや移動現象を軸にした手順を、B.G.M.に乗せてパフォーム。
 この後に披露してくれたジグソーパズルのアクトは、今回のイベントに合わせて作ってくれた新作で、本邦初公開だったそうです。
 そして最後に、学生ウォンドのサロン版ルーティーンを、B.G.M.に乗せて至近距離で披露してくれました。

 彼の組む手順は、いつ見ても構成がクレバーで、理不尽さから来るモヤモヤが残らない。ラストシーンが綺麗に収まり、まさにラストピースがピッタリと嵌まるようなエンディングを迎えるところなど、カタルシスすら感じます。魅せるショータイムを満喫させていただきました。

 これでプログラムは全て終了。次回のイベント告知は黒川君のセッティング中に済ませていたので、最後に締めのご挨拶のみさせていただき、「Half & Half vol.20」は終了となりました。

 でもこの日のお話は、もう少し続きます。