いや~、コーフンしています。
何をそんなにコーフンしてるのかって?
そりゃあ、あなた
ベストセラー作家の小野寺S一貴さん(タカさん)よりご恵贈いただいた、この本を読んだからですよ。
↑↑↑↑↑
シン日本の神様入門
だって、昨日のマジックショーが終わって
帰宅して、夕飯を食べるのも忘れて
読みふけり、気づいたら夜中だったという。
あけたら最後
途中ではやめられない
魔法がこの本には
かけられています。
いや~噂には聞いていましたが
コンプライアンスもへったくれもなく
日本の神様をこんなにイジっちゃっていいの?ってくらいイジってます。
例えるなら、会社帰りの焼き鳥屋さんで
「ったく、うちのダメ部長がやらかしてさあ!」
っと、上司のダメダメっぷりを肴に
酒を飲むような、そんなカンジと言ったら
わかりやすいでしょうか?
ウンウン、いるねえそんな人。
えっ?!でも神様にも、そんなヒト(いや神か?)いるんだ!?
と共感しながら読み進めちゃう。
でも、いわゆる「ディスる」だけではなく
神様への愛と崇敬の念が根底にはあるんです。
皆さんも職場の上司をいじりつつも
もう!本当にしょうがないなあ。でも信頼してるから許しちゃおっか。
って側面、ありますよね?
元々、自分が神社参拝に興味を持ったきっかけが、タカさんのこの本だったんですが
↓↓↓↓↓
それから、神様のことを
もっと知りたくなって
「古事記」について書かれた本を
いろいろと読み漁ったんです。
でも、はっきり言って私には無理でした。
まず登場人物(神物?)の名前が難しすぎる!
そしてその登場人物の数が多すぎるんですよね。
加えて、文体が固すぎるというか
研究者が読む文献チックな感じ。
ところが、タカさんのこの
「シン日本の神様入門」は
タカさんのフィルターを通して
あまり本筋に関係のない(失礼!)
神様たちにはご遠慮いただいて
登場人物(神物?)が絞られていて
そして、神様のお名前も
難しい漢字表記ではなく
「スサノオ」とか
「タカクラジ」みたいに
愛称で書いてあるから
入ってきやすいんですね。
なにより神様たちの会話が
我々の普段しゃべっているのと同じ「話し言葉」で書かれていたり
「新婚初夜と言えばチョメチョメだろう?!」
みたいなコンプライアンス無視な会話が出てきたり・・・・
と、とにかく親しみやすく読みやすい。
そして、これはごく個人的なこと
かもしれないけど
私が崇敬する白山比咩神社の
ククリヒメさまのことが
この場面に登場するよ・・・・
と紹介されていたり
私の住む地域の氏神様の弥都波能売神
(罔象女神・ミズハノメ)さま
書かれていたり・・・・と
ますます神様方への理解が進み
愛情が深まりました。
だって「ククリヒメ」さまは
ご縁結びの神様っていうのは
有名な話だけれど
古事記には全然登場しないし
いったい、どうして縁結びの
神様なんだろう?
ってずっと疑問だったんですよね。
それが、日本書紀にはこんな風に書いてありますよと、紹介されていて腑に落ちたんです。