音量問題って書きたかったのに

「怨霊問題」に誤変換されちゃいました(大汗)💦

 

以前
 


ただいま~


と、玄関を開けると
母が台所で夕飯を
作っていました。


お、なん作っとるが?


※金沢弁で何を作ってるの?の意

と母に話しかけると
飛び上がるほどビックリして
持っていたおたまや菜箸を
床に落としてしまいました。



最近少し、耳が遠くなった母。
私が玄関を開ける音や
「ただいま」という声が聞こえず

誰もいないと思っていたのに
「なん作っとるが?」
と突然声をかけられて
ビックリしたみたい。

落としたのがおたまや菜箸で
よかった。
包丁やガラスの器だったら
ケガしたかもしれないもんね。


今度から廊下を歩くときは
なるべく大きな足音で歩いたり
階段を大きな足音で降りたりして
誰かが近づいて来た・・・・って
わかるように予告して
配慮してあげなくちゃ💦


でも、この音量の配慮って
イベントの時にも大切だな~って
思うんです。


さぁ~今からイベント始まるよ~♬
ってBGMガンガン鳴らしたい・・・
って言う気持ちはわかるんだけど
ちょっと待って!!


今やクラスに2~3人は発達障がいの
傾向のあるお子さんがいると
言われています。


パーセンテージにして
10%前後。


・・・ということは
イベント会場に100人の
お子さんがいたら10人くらいは
発達障がいの傾向があるお子さんが
いても不思議ではありません。


ちなみにあのトム・クルーズさんは
ディスレクシア(読み書き障がい)
という発達障がいがあることは
有名な話ですね。


【参照】

読み書き障害(ディスレクシア)とは

学習能力に問題がある訳ではなく、文字だけが読みづらい書きづらいという障がい。当事者のお話では文字がこんな風に見えるのだそう。

↓↓↓↓↓


トム・クルーズさんは
文字がスラスラと読めないので
誰かに台本を読んでもらって
セリフを覚えるのだそう。


彼のように「視覚」に問題を
抱える人もいれば
「聴覚」がとても過敏な方も
いらっしゃいます。


聴覚過敏!!何?それ?
って思った人も
いるかもしれませんね。

私の知っている方は
古い蛍光灯のジ~ッっていう音が
とてつもなく大きな音に
聞こえるらしくて
その部屋に入ると頭が痛くなる
って言ってました。

他にも大きな音
特に、突然鳴り響く
避難訓練のサイレンの音が
耐えられないそうです。

なのでイベント会場でも
音量に配慮してあげて欲しいんです。





大きな音が苦手だったら
そんな場所に来なければ
いいんじゃないの?


と、おっしゃる人もいるでしょう。
でも、多様性の時代。


少数派(マイノリティ)を
否定するのではなく
共存できる方法を考えたいですよね。


先ほどの聴覚過敏の方々も
大きな音が全てダメ
という訳ではなく


今から大きな音が鳴るよ


って心の準備ができていれば
案外、大丈夫な場合も
あるそうなんです。

私は、どなたでもご覧になれる
ショッピングセンターなどの
公開イベントでは

マジックが始まる15分ほど前から
BGMを小さな音量で流し始め

徐々に徐々に音量を
上げていく様にしています。

実は、あるイベントで
パフォーマーの方が突然
音をガンガン流し始め

皆びっくりしながらも
それなりに楽しんでいる中

顔面蒼白になり耳を押さえ
会場から逃げるように
立ち去ったお子さんを
見たことがあり

あ、もしかして
聴覚過敏なのかもしれないな
って思ったんです。

それ以来、徐々に
音量をあげて


今から大きな音が
鳴るよ~


って、予告するよう
にしてるんです。

自分には心地よい音量でも
もしかしたら
隣の誰かにとっては苦痛なことだって
あるのかもしれません。

多様性を認め合う時代だからこそ
お互いに歩み寄って
ひとりでも多くの人が
イベントを楽しめたらいいな・・・。

音に驚く母の姿を見て
そんなこと、考えました。

同性婚をめぐる差別的な発言で
更迭された秘書官もいる時代です。

多様性・少数派を思いやれる社会に
したいですね。

さ、今日もいい日だ!
 

さ、今日もいい日だ!

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