モアイ像は友情のシンボルだった

こんにちは
人呼んで笑顔泥棒
マジシャンルパンです

東日本大震災以降

毎年、夏と秋の2回
南三陸町の復興住宅を訪れて
住民の方々と
親交を深めてきました

今年行われるはずだった
震災から10年目の節目の
追悼式も
規模を縮小しての
開催となり

国民の皆さんの記憶から
薄れていくのを
危惧しています

そもそも
今回のオリンピックのテーマは
【東日本大震災の復興】
だったはず

それがいつの間にか
ウイルスニモ負ケズみたいに
主旨が置き換わっているのが
なんだかちょっと寂しいです

先日、南三陸町の
復興住宅の皆さんから
お電話をいただき

そんな話をしていました

さて下の写真は
南三陸さんさん商店街の
モアイ像の写真です
（2019年6月撮影）

なぜ、南三陸町に
モアイ像があるのか
ご存知ですか？

しかもコレ
イースター島から
運ばれてきた
本物のモアイ像なんですよ

実は今から50年以上前
1960年のチリ地震の時に

遠く離れた南三陸町にも
津波が押し寄せて来たんです

以来、チリと南三陸町は
友好関係を結び

その絆の証として1991年に
チリからモアイ像（初代）が
贈られたんですね

私も知りませんでしたが
モアイのあるイースター島は
チリにあるんですね

東日本大震災で

初代モアイ像が
流されてしまい
その被害の大きさを知った
チリから支援物資とともに

贈ったのが

現在のモアイ像（2代目）
なのです

イースター島の石で作られ
島の外に持ち出された
モアイ像は
世界でこの一体だけなんだって！