『カメラを止めるな』を観た。
おそらく今年一番の話題の映画だろう。
製作したのは、監督・俳優養成スクールの「ENBUゼミナール」の『シネマプロジェクト』。
上田慎一郎監督も初の劇場長編作品だった。
当然ながら、製作費は300万円程度の低予算作品。
2017年11月に先行上映。
ところが、その後、数々の国内、国外の映画賞を立て続けに受賞。
2018年6月に、国内で凱旋上映した途端、火がついて、新宿、池袋の単館上映から、今では全国300館以上で上映されている。
この映画の海外タイトルは、『ONE CUT OF THE DEAD』
そのタイトル通り、最初の37分間はカットなしのシーンだが、最初は「何じゃ、こりゃ」??
本当に低予算で素人の製作した、超B級ゾンビ映画、スプラッタームービーだと思って観ていた。
ところが、2018年6月公開時のキャッチフレーズが、「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。」
まさにキャッチフレーズ通り、そこから始まるストーリーは、スピード感あり、涙と感動ありで、見終わった後、思わず唸ってしまった。
海外でも高い評価で、国内外の賞を総なめにした理由が、納得できた。
この映画を観て、昔、観た『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を想い出した。
この『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』は、1999年のミレニアム直前に米国の大学生数人が、わずか6万ドルという超低予算で製作した。
しかし、当時はまだSNSが今ほど普及していないなかで、インターネットの口コミで火をつけ、全世界での興行収入が250億円を超える世界的大ヒットとなった。
インディペンデント作品としては、異例の超話題作として映画史に残る。
その日本版とも言える、『カメラを止めるな』、是非、観てほしい映画です。