以前、映画の配給会社に勤めていたことがあります。
元々、映画は大好きだったけど、この会社に勤めていたときは、毎週3本くらいの映画を観ていた気がす
る。
いわゆるメジャー作品と呼ばれる大作から、単館・アート系と呼ばれるマイナー映画までいろいろ・・・。
そしてジャンルも問わず、制作された国も米国、欧州だけでなくインドやイラン、アフリカといった珍しい映
画まで幅広く観てたかな・・・。
裏話をすると、映画配給会社の社員は、ボックス・オフィスの観客動員数に協力するため、自社で配給す
る映画は友人、知人を誘っても初日は、タダで観れる。
そして世界3大映画祭は、ニュースなどで取り上げられることも多いので、2月のベルリン国際映画祭、5
月のカンヌ国際映画祭、8末~9月に開催されるヴェネツィア国際映画祭はご存じの方も多いだろう。
ただ映画配給会社にとっては、お祭りよりむしろフィルムマーケットのほうが重要なイベントになる。
世界3大フィルムマーケットというのは、2月のAFM(アメリカン・フィルム・マーケット)、5月のカンヌ・マー
ケット、そして11月がMIFED(ミラノ・マーケット)・・・。
このフィルム・マーケットに世界中から映画のバイヤーが集まり、各ブースで映画の買い付けの交渉が行
われる。
もっともこの段階では、まだ映像ができていない場合がほとんどで、監督、主演俳優、女優、ジャンル、な
どと脚本を読んで判断することになる。
米国ではスクリプト・リーダーと呼ばれる脚本を読んで映画の価値を判断する職業があるくらい・・。
そういう意味では、やはり映画ビジネスは当たり外れが大きなビジネスであると思う。
当時、いろんな単館・アート系作品も多く観たが、一番良かったのが、
このタイトル『グリーン・フィンガーズ』かな。
無名の俳優ばかりで、最初あまり話題にもならなかった映画だが、あまりの人気にムーブ・オーバーを繰
り返し、結局ロングランのスマッシュヒット作となった映画。
刑務所に服役している囚人が、刑務所内での人間模様もいろいろあり、夢を持ってガーデニングに取り組
んだ。グリーンフィンガーズとは天才庭師という感じかな。
そしてこの囚人たちが力を合わせ、英国の権威あるガーデニングコンテストで優勝し、エリザベス女王か
ら表彰されたという実話に基づき、作られたヒューマンドラマの傑作。
この記事が大きく取り上げられた新聞を見て感動した多くの有名ミュージシャンが、この映画に楽曲を提
供したことでも話題になった映画。
お勧めです・・。
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