湘南・藤沢介護から遺品整理までのサポート!お片付け相談室の小林早苗です。

 

前回、介護保険を使ってのショートステイ記事を書きましたが、今日は具体的にどうしたら使えるのかをご紹介します。

 

前回の記事はこちらから↓

 

ショートステイを使いたい時、どこに申請する?

 

まず、ショートステイを使いたい時、どこにどう言えばいいのでしょうか?

 

要支援の方・・・地域包括支援センターに連絡し、介護予防ケアプランに入れて貰います。

(要支援では担当者と本人が関わることが多いのですが、家族も要支援の時からしっかり関わっていきましょう。なぜかというと本人と家族の間を上手に取り持ってくれることがあるからです。 第三者の言葉は大きいです。)

 

要介護の方・・・担当のケアマネージャーさんに連絡し介護ケアプランに組み込んで貰います。(他の使っている介護サービスとの兼ね合いもありますから、あくまでも相談という形から入るといいと思います。 まずは介護者、介護される高齢者の現状からお伝えするといいと思います。

 

 

ショートステイを申請出来ることになった後は?

 

それぞれ担当のところに連絡して実際に使えるとなった後ですが、地域包括支援センターの方やケアマネージャーさんに施設の空き状況を確認して貰います。

(ここで大事なのは事前にどんな施設があってどんなサービスを受けられるのかを聞いておきます。行ってみて全然希望と違うとなると、ショートステイに行く人も預ける人も気持ちよく過ごせませんから。ここは大事なポイントです。)

 

それから実際に係る費用の見積もりを確認してください。再度、提供してくれるサービスの内容も確認しましょう。(どんなレクレーションがあるかなど)

 

そして、必ずして欲しいのが施設の見学です。

(本人も連れて行けるなら連れて行きましょう。いざショートステイに行くとなった時、どんなところに連れて行かれるのかわからないと高齢者本人はとても心配します。預ける方も、どんな担当者がいるのか、働いている人たちをさり気なく見るのには大事なことです。どうやって介護者に関わっているのかを見るのは大事ですよ。)

 

 

最後には確認・納得の上で契約となり、利用開始となるわけです。

 

ここで1つ大事なことは、ショートステイだけでなく、デイサービスも半日リハビリのデイサービスも見学に行かれるところは必ず行ってください。出来れば本人も一緒に。ここ大事なところです。そして本人が見学している時の表情などもしっかり観察してください。行った先を見るのは勿論大事なことですが、やはり介護される人がどう感じているのかを一番大事にして欲しいです。

 

 

基本、家から出たがらない人が多いです。

母もリハビリのデイサービスに行くまで1年かかりました。見学に行くまで1年です。

でも行き始めたら「お友達が出来た」と喜んでいました。

世界が広がりますし、同世代の方たちのお話を聞くと色々と感じることもあったようです。

 

姑は結局、コロナを理由に止めてしまいました。どんなに言ってもダメですね。折角曲がっていた腰が真っすぐになったのに今では以前より酷くなりました。

嫌われるの覚悟で伝えてきましたが超ガンコで「行かない」と言っていますので仕方ありません。

 

娘より息子の方が親には弱いですね。これは私個人の感想ですが~

どうしたら親をより元気に長生きさせられるかは子ども世代にかかってくるものだと確信しています。

まとめ

 

ショートステイをどんな理由で使うのかを明確にしましょう。

 

預けられる高齢者は不安になるものです。なかには自分がいるから迷惑なのだろうかと思い悩む高齢者もいます。

 

介護者がリフレッシュしたい時でも、ケアマネさんに上手に話してもらうのがいいと思います。

もちろん自分で伝えられる人はそうして下さいね。

 

ショートステイでは利用者が楽しめるような工夫も沢山あります。機能訓練もゲーム感覚で取り組めるようになっていたり、脳を刺激する歌などもあります。私も以前、本読みのボランティアをしていましたが、「昔、昔あるところに~」と始めると子どものように目をキラキラさせて聞いて下さる方がいたことを思い出します。

 

何より本人が楽しく過ごせるのはもちろんですが、家族が安心して預けれるという点も大事なポイントです。

 

時にはお互い離れてみると、お互いの大事さに気づいたりしますし、介護が大変になって来た方はショートステイをギリギリの日数を使うのもいいと思います。

 

「我が家」にあった使い方をしてみてくださいね。

 

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