やしの木こんにちは、文筆家、エッセイスト、絵本原作者の木谷美咲です。やしの木やしの木

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先月実家に帰っていた時に、

夕飯にすき焼きを食べようと用意していました。

母と下拵えをしていて、関西風に牛脂で牛肉と野菜を炒めて、少し溶けた牛脂を菜箸で取り出したところ、

母に「入れといて」と言われました。

「入れたままにしておくと脂っこくならない?」と言うと、

「食べるから」と、まさかの返答ポーン

 

「牛脂を食べるの?不安

「好きなのよ。甘辛く味ついたのを食べるから」

 

えーーーーポーンと思いました。

母は今年で73歳です。

なんと強靭な胃袋か。

 

2個取り出したので、

1個母が食べる用に鍋に戻しました不安

 

確かにうちでは、昔ステーキの脂身の部分をよく焼いて食べたり、

脂身を出汁にしてコンソメを作ったりしていました。

とはいえ、牛脂をそのまま食べる気はしません。

私は今の年齢でも既に油物が得意ではないです。

とんかつの脂身もきついですし、牛肉は霜降りより赤身が好き。

マグロだって大トロよりも赤身が好き。

30代半ば頃からアルコールと油物があまり受け付けないようになりました。

 

母は健康そのもの。今でも揚げ物、ケーキ、お酒大好き。

卵巣嚢腫の手術以降は健康診断も全く引っかからず、毎晩お酒を飲んでいるのに血圧も血糖値も正常。

若い頃は胃が痛いと言っていましたが、その原因はピロリ菌で除去してさらに健康に。

 

先日縁あって介護予防の運動と栄養学の講義を聴きましたが、

高齢で油物やタンパク質を控えるのは良くないようですね。

マラスムスに陥るリスクがあり、フレイルになりやすくなるとのことでした。

晩年まで元気だった祖父母もよく肉を食べ、量も食べていました。

よく食べる人は元気。本当にそう思います。

 

母を見習って油物も取らないとと思いつつ、

好きなのよと言える人には勝てませんオエー