やしの木こんにちは、文筆家、エッセイスト、絵本原作者の木谷美咲です。やしの木やしの木

当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

くわしい活動は→プロフィール をご覧ください。やしの木

 

自宅の最寄駅から電車で一本で行ける横浜中華街。

ご近所感覚で山下公園〜横浜中華街と行くことが多いです。

 

以前、ローズホテルの重慶飯店で食事をしていた時に、

向かいのお店に長い行列ができていて、何だろうと思っていました。

これまで、ここの重慶飯店で食べていても、行列が目に入ることはなかったので、新しいお店ができたのかと。

 

その後、そのお店は南粤美食(ナンエツビショク)だと知りました。

食べログ情報によると、2016年にオープン。

2019年に孤独のグルメで紹介されて、以降行列の絶えない人気店になっているそうです。

この放送回を見ましたが、主人公の井の頭五郎の頼んだ腸詰干し肉貝柱釜飯は美味しそうで、

香港海老雲呑麺、丸鶏の塩蒸し、アヒルのパリパリ揚げ梅ソース付きも食べてみたい。

メニューにオリジナリティーがあり、作中に登場していない他のメニューも気になりました。

 

ところが平日でも開店前から行列ができ、1、2時間は待つとのこともやもや

そんなに待つのは億劫と思っていたところ、ふと元祖孤独のグルメ的エッセイの

池波正太郎氏の食のエッセイ『むかしの味』に載っていたお店を思い出しました。

 

シウマイが美味しいお店ーーーー清風楼

名前をよく耳にし、店の前を通り過ぎることがありましたが、一度も入ったことはなく。

せっかくなので入ってみました。

名物のヤキメシとシウマイを注文。ヤキメシはいわゆる炒飯ですが、ほんのり赤く、ピンク色に色づいていました。

米は硬く、油で濡れているにもかかわらず、何故かさっぱりして、全く胃にもたれません。

シウマイは味と旨味が濃いけれど優しい味。

どちらも化学調味料を感じない味で、とっても美味しい。

 

また訪れたいと思うとともに、池波正太郎氏の食のエッセイも読み返そうと思いました。

 

 

あまりにも美味しかったので持ち帰りに買い、蒸して食べましたハートのバルーン