やしの木こんにちは、文筆家、エッセイスト、絵本原作者の木谷美咲です。やしの木やしの木

当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

くわしい活動は→プロフィール をご覧ください。やしの木

 

7月から受講している根本昌夫先生の小説入門教室、今期最終回になりました。

講座は、受講生が提出した作品を皆で合評し、最後に先生が評価するといった内容です。

今回、以前にヤマケイ&インプレスより電子書籍で上梓した食虫植物短編集の一つを改題して提出しました。

 

受講生の皆さんも創作されていて、尚且つ文芸を愛好されていることもあり、とても丁寧に読んでいただき、

合評の指摘は大変勉強になりました。

 

ここを掘り下げた方がいいという指摘やこのあたりをもっと知りたいという指摘など、内容的なアドバイスから、

率直な感想、キャラクターの造詣への雑感まで貰い、楽しい経験になりました。

 

酷評も予想し合評を受けるまで緊張していたのですが、インターネットのブックレビューに比べると柔らかく(遠慮がある?)、愛のある指摘をいただくことが多かったです。

 

根本昌夫先生の寸評も嬉しく、テーマが良く、テーマ、素材ともに、これまでにない小説で、意義のある作品との感想をいただきました。

ただし、テーマの大きさが文芸誌の新人賞を受賞するには至らない作品でしょうとのこと。

この言葉がいちばん心に残っています。

文芸誌の新人賞に足るテーマとは。

これまで創作する時にテーマを気にしていましたが、その文学賞に足るテーマかどうかの意識は足りなかったかもしれません。

もう少し掘り下げて考えないと。

 

来期も続けます!