やしの木文筆家、エッセイスト、絵本原作者の木谷美咲です。やしの木やしの木

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キラキラ明日(6/30)、著書の絵本『食虫植物のわな』がNHKあさイチで取り上げられるそうですキラキラ

情報公開されましたらレポートします目がハートラブラブラブラブ

 

 

2019年11月に発売された『食虫植物のわな』

原作、文章を私が担当し、イラストは横山拓彦さん、監修を長谷部光泰先生、進化のページを西田治文先生にしていただいています。

発売後、世界はコロナ禍に突入し、販促イベントも思うように行えませんでしたが、

それでも、根津の緑の本棚さんでウツボカズラ飯ワークショップ、

今はなき渋谷ふれあい植物センターさんで展示会、

2020年には、大阪の咲くやこの花館さんでは『食虫植物のわな』原画展示及びトークショーを開催していただきました。

大勢の方にお集まりいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

咲くやこの花館展示

 

 

咲くやこの花館トークショー

 

 

咲くやこの花館サイン会

 

 

咲くやこの花館ウツボカズラ飯調理実演&試食

 

 

咲くやこの花館入り口の巨大なスクリーンに食虫植物のわなの絵

 

渋谷ふれあい植物センター食虫植物&昆虫食企画展示

 

 

『食虫植物のわな』の企画は、横山拓彦さんから絵本を出したいとご相談を受けたのがきっかけでした。

ちょうどデザイン事務所の忘年会で、出版社の編集さんとお会いして面識があったので、

横山さんと企画の作戦会議をし、企画書を起こして持ち込みました。

 

筑波実験植物園(つくば植物園)の物販コーナーの『不可思議プランツ図鑑』

 

横山拓彦さんは、著書『不可思議プランツ図鑑』の時にご一緒し、

この時には私の方から作画を担当していただけないか、お願いしていました。

昆虫料理研究会のバッタ会でお会いして、独特な画風が印象に残り、その後展示会に行き、

作画を依頼したのです。

企画は、出版社に私が持ち込んだのですが、今から思えば、これも数奇なご縁でした。

ご依頼を受けた仕事の編集プロダクション、作家、出版社の三者の関係が悪化し、途中で出版社が変わり、

ご縁ができた出版社でした。

 

話を戻しますが、制作が始まった時には、

私がストーリーを書き、横山さんがそれを元にイラストを描くという進行の仕方でした。

文章は、苦しむこともなく、楽しく書きました。

『不可思議プランツ図鑑』を絵本と言っていいのかわかりませんが、

『不可思議プランツ図鑑』も絶版になった絵本『ハエトリくんとふしぎな食虫植物のせかい』も、

物語が終わってしまうのが寂しく感じるくらい没頭して書けました。

『不可思議プランツ図鑑』は、博士と太郎くんの物語が閉じてしまうのが寂しくて、泣けてきたくらいです。

 

『食虫植物のわな』で、特に気に入っているのが冒頭で、ホラー映画にあるような、物語前の不穏な雰囲気を目指しました。

その世界観を汲んで下さった横山さんの絵が素晴らしく、横山さん制作のアニメでも表現されています。

アニメの完成度が素晴らしいので、ぜひご覧ください下矢印

 

 

 

 

 

出版後は、小学生の女の子から熱烈なファンレターをいただくことがあったり、感想をいただけたり、幸せでした。

 

現在『食虫植物のわな』はおかげさまで三刷になり、今でもニュース番組で取り上げていただけて嬉しい限りです。

 

 

『食虫植物のわな』を今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。