やしの木文筆家、エッセイスト、絵本原作者の木谷美咲です。やしの木やしの木

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シーズン到来。昨年からあたためていた企画を実行する日が来ました。

それは、八ヶ岳へのソロハイキング

 

お目当てはガーベラホテイランガーベラです。

 

公共交通機関を利用して、登山口までバスでアクセスしました。

バスの中で同じくソロの女性に話しかけられ、行き先を聞かれたので

ホテイランを見に行くことを話しました。

ピンと来ていないようだったので、5年前に撮った写真を見せたところ、

「5年前に撮った写真をすぐに出せるなんてすごいですね」と言われ、

「よく見ているので」と返事をしながら、

自分の恋慕が露わになってしまったことと彼女との温度差に気恥ずかしさを感じました。

 

 

 

(↑5年前、2018年に撮影した写真)

 

その方は冬山によく行くそうで、夏山は久しぶりとのこと。

山小屋に一泊してゆっくり回られるとのことでした。

私は翌日用事があったので日帰りにしましたが、八ヶ岳の山小屋泊も素敵でしょうね目キラキラ

 

バス降車後、バスの運転手さんも降りてこられて、

話は聞いていたよとばかりに、ご自身の携帯に入っているツクモグサの花の写真を見せて下さり、

ポイントも教えていただきました。今回はそこまで行きませんが、いずれ行きます。ありがたやお願い愛

 

登山口で別れて、ゆっくりと植物を見ながらポイントへと向かいました。

ヤマレコで行った人の記事を見たところ、時期がまだ早いとの情報もあったので

咲いているかなぁと思いつつ歩いていくと、

緩やかな山道の途中に咲いていました。

 

 

前日が雨だったので、苔もホテイランもしっとりと水気を帯びて良い感じです。

 

 

 

本当に小さなランですが、遠目からもはっきりと目立ち、

間近に見れば、花のつくりの繊細さ、美しさが際立ちます。

5年前に見た時も感激しましたが、今回も見に来て良かった!

 

どの角度から見ても美しい蘭です。

山中に他に誰もいなかったので、ゆっくりと観察し、

写真を撮ることができました。

でも、この魅力を写真には十分に映せていません。

もっと上手く撮影できるようになりたいなぁ大あくび

 

 

誰もいない山の中。物音に驚き、音の方に目を向けると鳥。

鳥でさえびっくりするのに、もっと大きい動物がいたら怖いだろうなぁと。

 

時間をかけて観察した後、来た道を戻って登山口まで出て、バスで帰りました。

ヨガと筋トレのおかげで5年前よりも距離があったにもかかわらず、楽に歩けました。

山中にいる間、ずっと苔の香りに包まれていて、いい香りでずっと居たい気持ちになりました。

その香りが強烈な印象として残り、まだ鼻の中に残っているような感覚がします。

 

 

 

イチヨウランも探しましたが、見つかりませんでした。

イチヨウランはまた別の機会に。

 

 

キラキラ今回のハイキングで出会った他の植物キラキラ

 

スミレ。たくさん咲いていました。

 

ヒトリシズカ にぎやかです。笑

 

エンレイソウ

 

登山道の入り口にいたテントウムシ

遠目からも美しかったので、写真に撮って調べたところ、ウンモンテントウという種類らしいです。

実物はメタリックな感じがして、もっと綺麗でしたよ。

 

 

登山時間 3時間半

推定消費カロリー 1700kcal

食事 おにぎり2個 (帰りの電車でおにぎり2個、おやき1個)

水分補給 1000ml

 

登山後に気付いたのですが、今回は休憩を取っていませんでした。

時間がどれくらいかかるのか読めなくて、おにぎりをかじりながら歩いていました走る人走る人走る人

(平均コースタイムはあるものの、写真を撮る時間を確保したいので)

登山口に戻った時に、結果的に時間に余裕があったので、

もっと奥まで行けたなぁ、もしくはもっとじっくり時間をかけて撮れたなぁと思いましたネガティブ

ソロだし、余裕を持っての行動の方が良いとは思いますが、この教訓を活かして、

今度はぜひツクモグサも見に、さらに上へと登りたいです走る人走る人走る人

 

登山口の山小屋まで戻ってきた時に、山小屋の方が往きに挨拶したのを覚えていてくださったようで、

「おつかれさま、またおいでね」と。

なんだかじーんおねだりハートとしました。

 

健脚、体力向上を目指してトレーニングを重ねますグーキラキラキラキラ

 

 

 

 

 

 

横山拓彦さんとのイラスト図鑑でホテイランのことを書いています。