文筆家、エッセイスト、絵本原作者の木谷美咲です。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
くわしい活動は→プロフィール をご覧ください。
3月の第2週に水戸の偕楽園の梅まつりに行った時のことです。
前回の記事の続きです。
ご当地グルメを堪能した後、偕楽園に入りました。
入場で混雑していましたが、事前にネットでデジタル切符を購入していたので
QRコードでスムーズに入場
デジタル切符がおすすめです!
アソビューで購入できました。
入り口からすぐに広がる梅林。
偕楽園は、江戸時代に水戸藩9代目藩主徳川斉昭によって造園され、その名を付けられました。
園のパンフレットによると、偕楽園の名称は孟子の一節「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」から取り、
「是れ余が衆と楽しみを同じくするの意なり」と、
庶民に開放することを目的とした近代の公園に近い趣旨の庭園とのことです。
日本三名園の一つ、子供の頃に、今は亡き祖母の親戚に連れてきてもらいました。
園内では、時期に100品種、3000本もの梅の花が咲くといいます。
敷地も広大で、非常に歩きごたえがあります。
奥には杉林も控えているので花粉もすごいでしょう。事前に強めの花粉症の薬を飲み、対策していきました
入ってすぐの見驚の花付きが良く、花も大輪の八重で綺麗でした。
まさに見て驚く花です。
水戸の六名木(烈公梅、白難波、月影、江南所無、柳川枝垂、虎の尾)
の内の、烈公梅も見られました。
詳しくは県のホームページで紹介されています。
東西梅林を見て、途中水戸の梅大使の女の子たちを見つつ、
小高い場所に立つ好文亭に入りました。
好文亭に入るには別途入場料がかかります。
入場券とセット販売されているので、セット購入が楽です。
好文亭は徳川斉昭自らが位置、建築意匠まで定めた木造三階建てで、
ここに文人墨客家臣、領地の人を集めて、詩歌や養老の会を催していたそうです。
好文亭の名前は梅の別称の好文木から来ているそうで、
徳川斉昭氏の博識で風雅な人柄が偲ばれます。
三階から見下ろす梅林は素晴らしいものでした。
梅まつりに行く時には、また絶対に訪れたい場所です。
これが現代にも残っているということも素晴らしいです。
好文亭内の庭園も美しかったです。
入り口には枝垂れ梅が咲き、梅の雨のよう。
寒緋桜も咲いていました。
偕楽園の外周、線路沿いを歩き、東門から一旦外に出て千波湖へ向かい、
好文亭から見て綺麗だった田鶴鳴梅林へと足を伸ばします。
線路沿いの景色も美しく
向こうに見える梅林に行きたい
続きます。