官能的な料理の夕べを振り返り

このところ過去を振り返ってばかりいますが、

昨年中にブログに書けなかったことを、振り返って書いています。

今回は、昨年の夏頃に、出版社に『官能植物』刊行のお祝いをしてもらったことを振り返ります。

何度も言うように、『官能植物』は大変な苦難と紆余曲折があって、出るまでに苦労した本でした。出すことに気力と体力を使い果たし、出した後には、すっかり腑抜けになってしまったのです。それは、もう、昨年中には回復できなかった程に。

クリエイションをする気力も底をつき、その間に、色々なお仕事はやらせていただいたものの、ごめんなさい、本調子ではありませんでした。

気力、体力が復活してきたのは、運動や筋トレのおかげです。

前述の腑抜け真っ盛りの頃に、お祝いをしていただきました。

場所は、新橋の青森食材を使ったフレンチレストラン。

「ボワ・ヴェール」

担当氏の素敵な計らいで、『官能植物』をテーマにした官能的なお料理を、特別にコース仕立てにしていただき、それを制作に関わった皆で堪能しました。

生牡蠣、ホヤ、亀の手のオードブルや、

どじょうの茶碗蒸し、

ステーキのいちじく添え、

など。

官能的なお料理の数々でした。

リアルタイムにご紹介できなかったのが残念です。

食後、オーナーシェフの川口カズシェフにお話を聞いたところ、官能植物に沿った官能的な料理をお願いしますとのリクエストを受けて、大変悩まれたとのことでした。

しかし、この「ボワ・ヴェール」自体が、ゴシックでフェティッシュな内装と雰囲気のレストランで、官能植物と符合するようなお店。こちらで、フェティッシュなイベントも定期的に催されているそうです。ちなみに、川口カズシェフはラバーフェチで、フェティッシュ系の雑誌にも出演されているそうです。それだけに、『官能植物』への理解も深く、あたたかい眼差しで、料理に仕立ててくださっていました。

「ボワ・ヴェール」に、官能植物を置いてくださっていますので、お店に行かれた際には、ぜひチェックしてみてくださいね。

「ボワ・ヴェール」

東京都港区西新橋1-13-4 B1

TEL / 03-5157-5800 FAX / 03-5157-5800