先日、NHKラジオ「すっぴん!」に出演いたしました。
お聴きいただき、ありがとうございます
多くの方から、「聴いたよ」と、ご連絡をいただきました。
初めてお会いする高橋源一郎さん、
本を読んで受けた印象のまま、素敵な方でした。
今年は村田沙耶香さん、藤野可織さん、椎名誠さんと作家にお会いする機会が多く、皆さん、本のままの印象です。
小説は作り事とはいえ、自身の内側へ深く潜り、吐き出すものであるために、
本人が色濃く出る性質のもので、
作品とご本人のイメージがあまり乖離しないのだろう、と思います。
番組内では、官能植物について、たっぷりとお話しました!
高橋源一郎さんが、特に印象に残った部分で「絞め殺しの木」をあげてくださり、一節を朗読されました。
「絞め殺しの木」は、下北沢B&Bで行った官能植物のトークイベントで、村田沙耶香さん、藤野可織さんも特に印象深いとあげてくださった項目です。
どの植物も興味深いエピソードが存在するのですが、中でも、「絞め殺しの木」は、非常にイマジネーションを刺激します。と言いますのも、絞め殺しの木に巻きつかれて枯死した植物がついには空洞になり、かつてそこに存在したということを示す、すなわち「不在の存在感」なのですが、なんともロマンのある植物ですよね。
私は、一番最初に執筆したディオネア(ハエトリソウ)から、一節を朗読しました
出演後、なんと、高橋源一郎さんが私の本を買ってくださっていて、サインをリクエストしてくださり…。なんとも恐縮でしたが、書かせていただきました。源一郎さん、ありがとうございます。
リクエスト曲。一曲目は、Serge Gainsbourgの「Good-Bye Emmanuelle」。執筆中によく聴いていました。官能植物は、植物の官能性を描いたもので、官能について書くことと官能的に書くことは似て非なるものですが、できれば艶のある文章を書きたかったので、ジェーン・バーキンとセルジュ・ゲンズブールの色香のある歌声が文章に取り込まれるよう願っていました。
二曲名は高橋絵実ちゃんの「珈琲彼女」。絵実ちゃんは、以前センチメンタル岡田くんと、「マジカルプランツ」を歌ってくれて、最初の「すっぴん!」出演時にリクエストしました。
こちらも、「Good-Bye Emmanuelle」と、根底に流れるものが似ていて、どこか寂しく、艶のある歌です。
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官能植物
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植物の魅惑の世界へ惹きこむ本「官能植物」をご紹介!/LOVEGREEN編集部
https://lovegreen.net/special/p99619/
めっちゃ上品!知性溢れるエロス!いや、ほんまに。/HIU(堀江貴文イノベーション大学校)公式書評ブログ
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植物セクシー。植物に秘められた官能美に迫るビジュアル本『官能植物』がとにかく妖艶/カラパイア
http://karapaia.com/archives/52239902.html
SM、緊縛、両性具有... 一見エロい植物に学ぶ「官能」の深淵/BOOKSTAND
https://dot.asahi.com/webdoku/2017060100030.html
美しき官能植物ー35の植物に秘められた”官能”に迫る/ダヴィンチニュース
https://ddnavi.com/news/373685/a
木谷美咲『官能植物』:美と快楽への誘い/京都アカデメイア
http://kyoto-academeia.sakura.ne.jp/blog/?p=681
エキサイトコネタの『官能植物』ロングインタビュー記事です。
By 篠崎夏美さん
書評サイトHonzさんの『官能植物』書評はこちらです。
By 仲野徹さん
官能植物ってどんな本??とご興味をもって下さった方へ
内容紹介の特設ページを、木谷美咲サイトに作りました。
この本のアートディレクションをご担当くださった
岡本洋平(岡本デザイン室)さんが、ご自身のサイトに、
官能植物のデザインについて詳しく書かれています。
こちらも合わせてご覧いただけると、より官能植物を楽しめます!
http://www.okamotodesign.com/1275/
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