車輪の下/ヘルマン・ヘッセ | 無題

無題

いろいろと

車輪の下 (新潮文庫)/ヘッセ

¥340
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はたして一回読んだだけで内容を理解できているか分からないけれどレビュー。

一度もぎ取られてしまった時間を取り返そうと思っても時すでに遅し。
昔感動した風景をみて再度感動してみても、それは昔と同じ形でも大きさでもない。子どもに戻ることはできない。
落ちていく自分を冷静に感じながら、追い抜かされる屈辱と、後悔と、悲しみに燃やされていくハンスを見ていると苦しくなった。
老いすぎた少年のようで、本当は純真で小さい子どもだったんだろうな。
なんとなくマイケルジャクソンを思い出したのは私だけだろうか……。

ヘッセ自身はちゃんと乗り越えて素晴らしい詩人、作家になっていることが唯一の救い。