音楽と競馬、思ったことを書いて行きます -55ページ目

仕事帰りに、公開初日の話題の映画を観て来ました

ストーリー的には全く無理は無く、1回観れば十分に理解出来る、それなりに良く出来た映画だと思います。

細かい部分ですが、、佐倉家姉妹の描き方に於いて、「対称的」と言う部分に重きを置きすぎ、少し諄いような印象があったこと、佐倉和音の「水中」の映像に幾分唐突感があったこと、、また、「森」の描写を多用している割に、ピアノと言う楽器が「木」そのもので枠ぐまれていると言う視点が、映像描写の中に全く盛り込まれていなかったのは、原作との兼ね合いがあるにしても、「羊」と「鋼」と言うピアノの「一部品」に焦点を当てすぎていたような感じで、残念に思いました。

 

この「詩」が、この映画に於いて大きな意味合いを持っているにしても、幾分表層的にしか用いられていないように感じられ、もっとこの詩とストーリーとが連関した中身造りを目指して欲しかったと言うところでしょうか。

いわゆる行間が感じられるような映画ではありませんでしたが、具体的なエピソードが多かったと言うこともあり、観やすい内容で、館内は静まり返り、皆さんスクリーンに集中されておられました。

 

プログラムを購入しました。映画の中で実際に(もちろん吹き替えですが)ピアノを演奏されていた奏者の中に、最近お聴きしたばかりの内田 野乃花さんと、以前お聴きした梅崎 秀さんのお二人のお名前が載っていました。ラヴェル、ショパン、ブラームス、シューベルトなどの名曲も挿入され、繰り返しになりますが、それなりに良く出来た映画ではないでしょうか。

 

ぴあnp

 

お気に入りの演奏家が増えれば増える程、日程的に重なってしまうことが多くなり、私自身、どうして良いかわからない時があります・・・。

この日も、聴きに伺いたい3つの公演・催しが偶然にも重なってしまいましたが、その中から、4月に行われた「第2回SHIGERU KAWAI国際ピアノコンクール」の大阪予選で、たった15分程度の時間でしたが、圧倒的な感銘を受けた澤田 奈央子さんのピアノをどうしてもお聴きしたく、こちらに伺いました。

西本 慶子さんのチェロはこの日初めてお聴きしましたが、私がいつかまたぜひお聴きしたいと思っているピアニスト・戸田 恵さんと以前ご一緒されたことがあると言うことで、事前のリサーチ無しに、安心して聴きに伺いました。

 

西本さんのチェロですが、技巧的にはほんの少し不安定な部分もあり、ショパンやサン=サーンスでは、更に機能性に富んだ演奏もお聴きしたかったと言う面もありましたが、彼女の本領は音色と表現力(味わい)であり、後半のドビュッシーとフォーレのソナタでは、澤田さんとの練られたアンサンブルによって、内面的に深い、十分に聴き応えある演奏をお聴き出来ました。

 

お目当ての澤田 奈央子さんのピアノですが、デュオ・ソロ両面に於いて、やはり申し分のない素晴らしさでした。「KAWAI」のコンクールでは短い時間でしたし、ショパンしかお聴き出来ませんでしたので、その時の私の印象が果たして正しかったのか、ほんの少し不安に思っていたのも事実なんですが、この日弾かれたソロのラヴェルの2曲は、私がこれまで同曲を聴いた中でも最も感銘を受けた演奏で、私の彼女に対する思いは、間違いではありませんでした。

最適と思われるテンポの中で、優れたリズム感、アクセント・ルバート・音楽的な抑揚などが全てにおいて充実し、ラヴェルの音楽に吹きこまれる独自の息遣い、オーソドックスなのにとても新鮮、決して多くを語っておられないのに、弾かれる音楽の行間から見事に音楽の本質が浮かび上がり感じ取られるなど、全ての時間に於いてとても心地よく、こんな素敵な音楽を聴かせて頂けることは、そう度々はありません。彼女のピアノに出会えたことは、私にとってとても大きな出来事であり、この日聴きに伺って本当に良かったと、自分の判断(?)を褒めたいと思います。

西本さんとのデュオに於いては、ご自分のペースで譜面をめくれるよう(譜めくりの方を介さないように)、見事に工夫された彼女の譜面の「綴じ方」は、まさに彼女のデュオに於ける「心がけ」「真摯な取組み」を端的に物語っており、これ以上余計なことを申し上げる必要などない程です。同様のことが、名古屋在住のピアニスト・前田 祐里さんにも言えるのですが、優れたピアニストと言うのは、アンサンブルと言う場に於いても、ソロの時と同様、輝いているものなんですよね。

 

先日聴かせて頂いた、素晴らしいショパンのエテュードの譜面に、サインを頂きました。

 

私は直接お聴き出来ませんが、8月に行われる「KAWAI」のコンクールで弾かれるシューベルトの即興曲の譜面にもサインを頂きました。8曲の即興曲のうち、どれを弾かれるかは、秘密です・・・。

奈央子さん、いろいろお話させて頂き、どうもありがとうございました。

兵庫県立美術館に、石原 小春さんのフルートを聴きに伺いました。

彼女の演奏は、これまで全てコンクールですが、4回聴かせて頂いています。直近では、昨秋の「第5回三田ユネスコ・フルートコンクール」で、自由度の高いヴァラエティに富んだプログラムを聴かせて頂きましたが、選曲に対する多少の不満と、その時の演奏内容に彼女の良さがあまり聴かれなかったような気がしていまして、今回もう一度彼女のフルートに向き合いたいと思い、聴きに伺った次第です。

 

今日は、小春さんご自身、とてもリラックスされた雰囲気で臨まれているのが良くわかり、音そのものはとても落ち着き払い、音楽そのものに「潤い」や「深み」が十分感じられる、彼女の成長が手に取って感じられるような、大変素晴らしい演奏だったように思います。とりわけ、ライネッケのソナタは、彼女の瑞々しい感性に裏打ちされた、大変魅力に富んだ演奏で、この曲がフルート吹きのみならず、一般の音楽愛好家が日頃愛聴するに値する楽曲だと、改めて感じさせられました。この曲を、ユネスコのコンクールでも吹いて下さったならなあ、と思ってみたり・・・。

彼女の良きサポートをされた、ピアノの古谷 華梨さん、彼女も素晴らしい才能をお持ちだと思いましたが、それもそのはず、昨年の「第1回SHIGERU KAWAI国際ピアノコンクール」の大阪予選を通過されておられるんですね・・・。ペダルの扱いに特徴があり、音楽に対する丁寧な息遣い、そして何よりも弾かれる音楽にゆとりが感じられるのが素晴らしいですね。来月には矢代秋雄のピアノ協奏曲のソロを弾かれるとのこと。凄いですね。将来的に大成される予感がする、期待のピアニストです。

お二人のステージマナーにも大変感心致しました。そして、今日も持参した譜面に、快くサインをして頂きました。

 

今後、お二人の益々のご活躍を、心から願っております。今日はありがとうございました。

もうかれこれ30年弱、競馬関連でお付き合い頂いている、盟友の血統評論家・青木 義明氏が、2016年生まれのサラブレッドの中から、POG向きの血統馬を選出されました。

 

「【その1】として、ディープインパクト産駒13頭、ルーラーシップ産駒6頭、新種牡馬ダンカーク産駒5頭、そしてリーチザクラウン産駒3頭の、計27頭をまとめました。情報料は500円です。」

 

「【その2】として、ロードカナロア産駒6頭、ハービンジャー産駒6頭、新種牡馬ケープブランコ産駒3頭、その他としてハーツクライ、オルフェ―ヴル、ローズキングダム、タートルボウル、エンパイアメーカー、ディープブリランテ、セイントアレックス、ベルシャザール、ヨハネスブルグ、トーセンホマレボシ産駒を各1頭の、計25頭をまとめました。情報料は500円です。」

 

また、付録として、

「札幌競馬場で行われた「2018トレーニングセール」で青木の推奨馬1頭を西山牧場さんが2300万円で落札されました。これは即戦力としても期待できますので今年のPOGに追加することとし、下記アドレスにて無料公開します。」

 

上記の情報等をまとめた記事が、下記リンク先からご覧いただけます。

http://keibatsushin.blog.jp/archives/24246831.html

 

たまたま、今回青木さんが推奨された中の1頭が、明日6/2 阪神競馬の新馬戦に登場するようで、タイミング良く、その6代血統表が、下記サイトからご覧いただけます。

http://keibatsushin.blog.jp/

 

不明な点などがあれば、上記サイト内にあるアドレスから、お問い合わせ頂けます。遠慮なくお聞きになってみて下さい。

 

天皇賞馬・オフサイドトラップや、昨年の重賞馬・キョウヘイなどの優駿の配合をアドヴァイスされた青木さん推奨の「2019年ダービー・オークス候補馬 計53頭」のリストが、たった1,000円と言う低料金でご覧いただけます。皆さんが気がつかれていないような、「あっ」と言うようなPOGの人気の盲点になっているような優駿も、リスト内に潜んでいると思います。この機会に、ぜひ利用されてみてはいかがでしょうか。

 

<雑誌表紙は、(株)ハンナ 公式サイトから転載しております>

 

直近に発売された、音楽雑誌「ショパン2018年6月号」。書店で気になっていた記事を少し立ち読みさせて頂きましたが、購入した方が良いと思いましたので、通販サイトから購入。こちらでも紹介させて頂きます。

 

カラー写真が掲載されたページを含む9ページに渡って、この3月に行われた「第4回高松国際ピアノコンクール」の「レポート」詳報が掲載されています。聴きに伺った記憶が蘇るような記事となっております。

 

今回、<取材・文>をご担当された、コンサートプランナーの藤巻 暢子さんが書かれた、各ラウンド毎のご感想には全面的には賛同しかねますが、十分読み応えのある記事だとは思います。

ご興味のある音楽ファンには、永久保存版として、手元に置いて頂きたい雑誌・号だと思います。