ほぼ満席。客層もいつもに比べ老若男女入り乱れての幅広い感じでした。笑里さん、こういうステージに慣れていないのか、ステージマナーはぎこちなく、トークは決まりきった感じで、演奏も遊びが少なく、一番盛り上がる「ここぞ」と言う場面がありませんでした。確かに演奏は上手で、ヴィブラートは上質感があり、音自体にはしっかりとした芯・核が感じられ、私もこんな音を出したいなあと思いましたが、音色に関しては引き出しが少なく、どの音も曲も同じように聴こえてしまい(=クラシックの延長)、そういう意味で全体的に単調に聴こえてしまったと言う感じでしょうか。私は、このビルボードのステージでどんなものを見せてくれるんか、と言う半分興味本位で行った面もありますが、今日来られていた聴衆の皆さんは、どの部分を楽しみにされてこられたんでしょうかね。「上を向いて歩こう」、こんな演奏で金取るんか、と思ってしまいました・・・。「ツィゴイネル・ワイゼン」の速いパッセージ、音程がめちゃくちゃでしたが、これは単に練習不足と言うことなのでしょう。全体的には非常に音感が素晴らしいなあとは感じました。基本がしっかりしているんでしょう。中孝介さんがゲストで2曲唄われましたが、コラボした意味はあまり感じずに、ちょっと場違いのように感じました。バックのチェロの音が大きく、音程も良く無かったので、聴いていてしんどかったです。笑里さんは、しっかり弾ける人ですから、「高嶋ちさ子路線」の上を行っても面白いんじゃないかと思いますね。それと、今日も近くの聴衆に恵まれませんでした。未就学児童と思われる親子が目の前に陣取ってしまい、足で壁をドンドン蹴飛ばしたり、奇声を上げたり、気が散って仕方ありませんでした。もう少し回りの方のことも考えてもらいたいものです。アンコールもサイン会も無かったですし、今日の5,400円は高かったですね・・・。ちょっと残念の巻でした。
今年のビルボードライブ大阪、このライヴが締めとなりました。たくさんの素晴らしい音楽やパフォーマンスを聴かせて・魅させて頂きました。クラシック以外のアーティストさんと気軽に触れ合える機会を頂けることに感謝しております。来年は、1月15日・元ピンクレディの「未唯」さんのライヴからスタートです。2月には、まさか生で聴けるとは思ってもみなかった「マンハッタン・トランスファー」のライヴがとても楽しみです。














































