音楽と競馬、思ったことを書いて行きます -34ページ目

一昨日の午後と今日、一足早い夏休みを取り、第22回松方ホール音楽賞の部門予選・本選を、可能な限り聴いて来ました。

 

個人的な思いなど、詳しくはまた改めて書かせて書かせて頂くつもりですが、コンクールは「一発勝負」のはず。「ネームバリュ」や「出身校」である程度決められてしまうのであれば、実際にその日の舞台で披露される演奏なんて、必要はありませんけれどね。

 

今日お聴きして、最も感銘を受けたのは、声楽部門の中道 友香さん。(彼女は、最優秀にあたる「音楽賞」は受賞出来ませんでした。) 特に「落葉松」は本当に素晴らしい歌唱でしたし、間奏のピアノのみの部分での、どう言って良いのかわかりませんが、唄っていないのに、その彼女の圧倒的な存在感・・・。彼女は最近、神戸市混声合唱団にご入団されたそうですので、近い内にお会い出来る機会もあるでしょう。

ま、詳しくは近日中に書きたいけれど、書けるかどうか・・・。

市橋杏子 福田優花 塚本芙美香

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中村淑美 藤川有樹 小林紗代子 新納芳奈


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9/14

以前書いた記事・削除し、整理しました。



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最終日、お聴きした最初の公演は第88公演。リハの前、それぞれの皆さんにご挨拶させて頂きました。知っている方の演奏と言うのは、聴く側も余計に緊張しますよね。リハがあまり良く無かったんですが、やはりプロですよね。本番はとても安定していました。もう少し高度な技巧が聴けるような選曲だったらさらに良かったんですが、まあ当日しか合わせが出来ないんですから、仕方ありませんね。「街角ライヴ」って言う趣があって、これはこれで良かったかもしれません。山腰さんのフルートの音を特に気にしてお聴きしたんですが、とても芯の太い重厚な音で響きが深く、私好みでした。お天気が悪くなければ、日曜日は野田さんご出演のコンサートを聴きに行きます。お疲れ様でした。



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次は第90公演。席が前・横過ぎて、あまり良く無かったです。指定席は席を選べるようにシステムを変えて欲しいですね。この公演、演奏を楽しむと言うよりは、奏者それぞれにスポットを当てて組み立てたような感じでした。無料公演でしたらこの形式でもまだ良かったんでしょうが、有料公演であれば、曲は続けて演奏してほしかったですかね。あまり「コミック系」過ぎるのもどうなのかなと。「音楽」を聴きに行っているのですから・・・。演奏自体は良かったですね。



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隣の会場の第95公演。村上慈(めぐみ)さんの音をこういう形でお聴きしたのは初めてだったんですが、とても人懐っこい柔らかい音なんですね。ヴィブラートも温かみがあり、ヴァイオリンと言う楽器の良さを上手に表現なさっていると感心しました。里屋幸さんが1stを執られると思っていたんですが、この日は2ndvnでしっかり村上さんを支えておられました。こんな素晴らしいヴァイオリニストに支えられて1stvnを弾いてみたいものですね。彼女の弾く音楽は清潔ですし、音程も常に完璧です。本当に素晴らしいですね・・・。それにも増して、2ndhrを吹かれた林田優惟さんと言う大学生、この人のホルンは素晴らしい。完全にプロの1sthrを食ってしまいました。出て来る音には「心」があり、とても重厚です。音程にもブレがありません。この方はきっと近い将来頭角を現して来るでしょう。vaの糸川麗子さんの堅実さも手伝って、このメンバーによる非常にまじめなアンサンブル、充実した中身の濃い演奏で、あまり馴染みの無い曲で退屈だったらどうしよう・・・と言う演奏前の心配は取り越し苦労でした。メンバー紹介が無かったのが、残念でしたかね。有料公演って、こういう真面目さも必要だとも思います。素晴らしい演奏、ありがとうございました。



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第99公演。ほとんどぶっつけ本番のようでした。「即席デュオ」ですから、当然息の合わないところも多々聴かれましたし、スミコフスキーさんの音程の甘さは、個人的にはちょっと受け入れ難いものがあるんですが、彼にはその素晴らしいお人柄と心のこもった「音」があり、音楽家の「見本」のようにも思います。お客さんに楽しんでもらおうと言うサーヴィス精神も旺盛で、時々村上さんが呆れているようなようにも見えましたが、「あの先輩だから、まあしゃあないか・・・」と言う感じで、広い心と笑顔で返されていたのも面白かったですね。この楽団のメンバーって、皆さん「家族」みたいな雰囲気を持っていますね。とても大変な財政状況の中、独自の活動で頑張っておられるんですもんね・・・。演奏ですが、ヘンデル=ハルヴォルセン編「パッサカリア」ですが、かなり譜面に手を入れられていて、曲も長くなっていました。興味深い演奏、そして私が一生懸命練習してもなかなかものにならない愛用の譜面に嫌な顔ひとつせずにサインを頂き、ありがとうございました。お疲れ様でした。



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最終公演の第100公演。多くを語る必要はないんでしょうが、モーツァルトは楽章通して聴かせて頂きたかったです。いくら時間の関係と言われても、こういうのは作曲者・聴衆を馬鹿にしているようで、気分が悪いですね。チャイコフスキー、目が回るようなアゴーギク・デュナーミク。ちょっとやり過ぎでしょうかね。これが「大植節」なんでしょうけど・・・。部分部分を強調したような演奏でしたので、曲を聴いたと言う満足感はあまり無かったです。「イベント」「お祭り」、最終公演はそういうものなんでしょうけどね。



楽団に所属していますと、個人技を聴かせて頂ける機会も少ないですし、奏者の皆さんのモチヴェーションを高めると言う意味でも、こういう催しは必要なんでしょうね。十分に事前準備される公演がある一方で、如何にも「即席」と言う感じで演奏されると言うのは、どうなんでしょう。公演がプログラムにも記載されている訳ですし、そこらへんの最低限の「配慮」はお願いしたいように思います。それから、この期間中に限ってですが、プログラムにない「突然バンド」的なライヴがあったら面白いと思います。音大生やアマテュアが参加しても良いような。警察や役所との連携も必要でしょうけれど。長いようで短い一週間でしたが、出演された奏者の皆さん、スタッフ・ヴォランティアの皆さん、お疲れ様でした。



9/12

今日・明日は仕事で、大阪クラシックはお休みです。昨日の素晴らしい公演を、思い出しながら振り返ってみたいと思います。どうぞお付き合い下さい。
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さて、一日経ちまして、昨日のことを思い出しています。会場には早く着きまして、リハーサルから聴かせて頂きました。リハって本番よりも面白いですよね。お客さんも、せっかくの機会なんですから、いつでも出来るおしゃべりなんてしていないで、リハにも耳をそばだてても良いのになあと思いました。プロの曲造りの過程を見せて頂ける機会なんてそうそうないですしね。リハから本番に至る過程が、この「即席メンバー」だからこそ、すべて露わになっちゃうこの機会、私にはとても興味深かったですね。フルートの野津さん、雰囲気的には、私の存じ上げているヴァイオリニストの稲庭達さんにとても似ておられます。とにかく親分肌で、リハも曲に対するご自分の持つ確固たる信念に基づいて、メンバーにイメージを吹き込んで行かれるんですよね。メンバーも催眠術にかかったような感じで、どんどん野津臣さんのイメージに沿ったアンサンブルを展開して行く訳です。リハのこの過程は大変勉強になりましたし、野津さんの実力を垣間見た瞬間でもありました。野津さんのフルートの音色ですが、お顔に似合わず()とても清潔ですが、もちろん音楽的な「押し出し」も強いですね。音楽造りはとても率直で、思わずファンになってしました。本番ですが、ご本人もおっしゃっておられましたが、最初に演奏されたト長調はまさに絶品でしたね。曲はあまり馴染みが無い曲でしたが、多くの聴衆が演奏に引き込まれていたことは、会場の雰囲気で良くわかりました。後半の有名なハ長調ですが、これも悪く無かったですね。チェロの方の音程がもう少し精緻なものであったなら、これも名演と言っても差支えなかったでしょう。即席で結成された感のあるこのアンサンブルですが、音楽が組み立てられて行く過程を拝見して、とても意味のある公演でしたし、演奏も素晴らしいものでした。朝早くから並んだ甲斐がありました。素晴らしい体験をさせて頂き、ありがとうございました。


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この公演ですが、準備は相当に周到だったような形跡が感じられました。こういう表に出て来ない「一生懸命さ」、「真面目さ」って言うのは、聴衆に対し「礼」みたいなものを感じまして、とても有難い気持ちになり、こちらも「厳粛」な気持ちを持って聴かせて頂きました。とにかく曲が素晴らしいですよね。私はシェーンベルク編曲のオケ版の方を先に体験し、原曲の四重奏を後に聴くと言う順番でしたが、これは名曲ですよ。第1楽章は非常に「シック」で重厚・格調高い雰囲気の中で進められました。デュナーミクも非常に精緻かつ幅が広く、事前の打ち合わせが功を奏したように感じました。途中チェロの方が落ちてしまいヒヤリとしましたが、これは落ち着いた非常に趣味の良い演奏だったと思います。第2楽章ですが、全体的なテンポが速めで、少し落ち着かないような気分で進みました。ヴァイオリンの小林亜希子さんの「弾き癖」(特に左手=ポジション移動時のポルタメントが曲にそぐわない感じ)がちょっと気になってしまい、音楽的に甘さが感じられたのは少々残念でした。第3楽章、特に中間部のスケール大きさは、特筆出来るものと思います。第4楽章はまあ並と言う感じだったでしょうか。曲が曲ですので、特にこの楽章はもう少し練られた演奏が聴きたかったですが、それでも大きな破綻も無く、無事に終演を迎えました。全体的には、ピアノの方の細かいミスタッチが多かったのが残念だったのと、弦の3人の中でヴィオラの方の音程と音楽的な表出(特にヴィブラート)が不足気味で、バランス的に少し残念でした。それでも決して悪い演奏ではありませんで、その証拠に聴衆も全体的に集中して聴いていたように感じました。ご無理を申し上げ、スコアにメンバーの皆さんのサインを頂きました。どうもありがとうございました。



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この公演は、今年聴いて来た音楽の中でも、最上位に挙げられるものだったと思います。もう泣けて泣けてどうしようもありませんでした・・・。この公演も明日(以降)詳しく書かせて頂きます。森下幸路さん、素晴らしい演奏・芸術を聴かせて頂き、本当にありがとうございました。最終日の大阪交響楽団メンバーご出演の有料公演のチケット、何とかローソン・チケットの前売り締切に間に合いました。当日券だと購入まで長い時間並ばないとなりませんし、入場も後に回され、席も後ろでがっかりですからね。とにかく良かった・・・。


会場の外で入場を待っていた時にリハが聴こえて来たんですが、あんな簡素なリハでここまでの演奏を聴かせてくれるのは、きっと森下さんの音楽的素養の大きさなんでしょう。決してお行儀の良い演奏スタイルではないのですが、それが「ぞんざい」に感じないのは、森下さんのお人柄だからでしょう。シューベルトは曲自体の魅力はあまり感じないですが、心のこもった演奏がそれを超えて、感動が押し寄せて来ました。ハイドンは中学生の頃から馴染みのあるとても懐かしい曲だったんですが、第1楽章はまっすぐに、そして「ジプシー風」と言うタイトルのもとになった第3楽章の荒々しさなど、曲の特徴をありのままに聴衆に聴かせて下さいました。こういう「芸」ってのは、なかなか出来ませんね。チェロの塚本さんは、正直まだまだですけれど、森下さんに良く食らいついて行っていました。こういう実経験は、その人の「財産」になりますよね。うらやましいです・・・。森下さんの曲間のトーク、胸が締め付けられるようなものを感じてはいたんですが、不覚にもアンコールで思わず目から涙があふれて来てしまい、止まらなくなってしまいました。沁みる演奏でした・・・。決して経済的に恵まれていない多くのプロの音楽家の皆さんですが、こうやって手抜きをせずに自身の持てる芸・音楽を聴かせてくれる、こういうのは本当に素晴らしいですし、感謝しなければなりません。大阪交響楽団さんの良さ・強さって、こういうところからもにじみ出てくるものなんですよね。だから私は大阪交響楽団が好きなんです。これからも応援して行きますね。大阪クラシックの最終日の大阪交響楽団メンバー公演、全て聴きに伺おうと思っています。熱い演奏を期待しています。




9/9

午後お休みを頂いて、大阪に着いたのは17時前。時間的にはザ・シンフォニーホールの公演まで1公演聴くことが出来ましたが、折角梅田に出て来ましたので、グランフロント大阪の見学と休憩で時間となりました。グランフロント大阪では、今後待ち時間が出来てもゆっくり休める場所も発見し、ちょっぴり収穫もありました。北館5Fにあった島村楽器では、思わぬ若手女流ピアニストとお合い出来たのもうれしかったですね。
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さて、第27公演。このホールではほとんどオルガン席で聴いて来ましたが、今日は均一価格で大当たりのベスト席。が、「きちっと聴こえるべき席」で聴いた音楽でしたが、今までとちょっと違い、逆に戸惑ってしまいました・・・。このベストポジションからですと、舞台全体が見渡しにくく、視点があちこち飛んでしまい、かえって演奏に集中しにくいと言う事態に陥ってしまい、席の良し悪し以前に、やはり慣れた場所の方が落ち着いて演奏に集中出来ると言う結論に達してしまいました・・・。まあそれは置いておいて、演奏ですが、第4番と第3番はとても充実した演奏でした。大植さんの指揮から出て来る音楽ですが、この2曲では彼がやりたいことが聴衆にも良く伝わってくるんですよね。そこがとにかく素晴らしいですし、私も彼の音楽を支持する大きな要因でもあります。強調したい場所・聴かせたい場所は指揮で明確に示されますし、楽員もそれに応える形で音となってはっきりと出て来ます。楽譜上の音価も、(やり過ぎ?)これでもかと言うぐらい十分に守られ、好き嫌いはともかく、中身の濃い音楽を聴いたと言う充実感を最も感じる指揮者ですね。今日はコンマスが田野倉さんと言うこともあり、より一層それが具現化されていたように思います。弦の配置が変則的で、1stvnと2ndvnが対向配置と言うのはともかく、1stvnの内がva、2ndvnの内がvcと言うのは、オケ歴が長い私も今日が初体験でした。その配置が演奏にどう反映されたかと言うのはあまり明確には感じませんでしたが・・・。それから、第3番ですが、楽譜にない場所でティンパニが付け加えられていた場所があったと思いますが、これは大植さんにしては珍しいのではないでしょうか。後日スコアで確認してみたいと思います。前半に比べ、後半最初の第2番は、大植さんにしてはちょっと表面的に終始した演奏だったような感じです。こうやって作曲年代をさかのぼって聴き比べると、曲の深みに欠けると言う感じもありますが、今日は「唄」を強調し過ぎて、緻密さに欠けてしまっていましたね。奏者もミスが目立ち、これは一体どうしちゃったんだろうと言うようなレヴェルの演奏だったのは残念でした。最後の第1番はまあそれなり。縦があまり良く揃わないので、ちょっとストレスが溜まるような演奏だったでしょうか。決まるべきところでぴしっと決まらなかったですし、コーダの1分程前ぐらいからは結構乱れてしまいまして、大フィルさんとすれば、ちょっと・・・と言った感じでしたが、まあこういったイベントでの演奏であれば、まあ終結部も盛り上がりましたので、これはこういうものだと言うことなのでしょうかね。それでも2,000円の有料公演ですし、曲も曲でしたから、個人的にはどうせならもう少し練りこまれた緻密な演奏も聴いてみたかったですかね。そういう意味では、多少尻つぼみ的な感じになってしまい、私的には不満半分と言ったところ。第4楽章だけと言うのも確かに面白い企画ですが、やはりその前からの過程・道程があってこその最終楽章なんだなあと、交響曲作曲家の緻密さ・凄さを思い知らされましたね。最終公演のチャイコフスキーは全曲ですし、それなりに充実した演奏を望みたいものです。



9/8

相愛学園のある本町駅に着く頃には雨も止み、移動も多少楽になりまして、今年の大阪クラシックの「初聴き」は第3公演。開場20分前に到着、待ち列は約60人と言ったところだったでしょうか。第1公演の終演が12時頃と言うことで、この公演にぎりぎり間に合った方もおられたんでしょう、開演時には9割方の座席が埋まっていました。

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この公演ですが、かなりピアニストに助けられた感もあったでしょうか、技巧的に切り抜けられる緩徐楽章は情緒溢れる演奏でしたが、テンポの速い楽章は練りこみが足りなかったでしょうかね。特に第2楽章は技巧的にもアンサンブル面でも破綻が見られました。アンコールでそこを演奏しなおしたような感じだったのはご愛嬌でしょうか。1週間の開催期間に100公演もあると、きっと練習時間も足りませんよね。全体的に、表面的な演奏に終始していたような感があり、「初聴き」としては、ちょっと物足りない公演だったような気がしまして、残念でした。



次は、有料公演の第6公演。開場10分前ぐらいに着きましたが、自由席と言うこともあり、120人ぐらいの方が並んでおられました。人気の公演と言うこともあり、立ち見券も発売されたようです。それが原因なのかどうか、演奏中ずっと後ろの方がガサガサしていたのは残念でした。こういう立ち見券の発売は、ちょっとどうなんでしょうかね。演奏ですが、これは大変素晴らしかったですね。個々人の事前準備がきちっと出来ていると、こういう充実した演奏が聴けると言う見本のような公演でしたし、それ以前にそれぞれの技巧と音楽的素養が水準以上ですよね。特に、田野倉さんと近藤さんの弾かれる音楽の押し出しの強さは強烈ですね。「オブリビオン」を間に挟むと言うプログラムは良かったですし、アンコールは多少ムード音楽的な雰囲気もありましたが、「熱さまし的」な感じにもなって、お客様も満足されたことと思います。どの公演もこれぐらい充実しているといいんですけどね・・・。
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ピアノはベーゼンドルファーなんですね。このホールにも良く合っていたと思います。大植さんが飛び入りされたんですが、これは無くても良かったですかね。演奏そのもので十分満足出来ましたし、大植さんのお話は、ちょっと聴き取りにくい訳でして・・・。



次も有料公演の第9公演。大変珍しい曲でした。
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演奏ですが、個人的にさらうのが精一杯な感じで、せっかく珍しい編成のアンサンブルだったんですが、深まらない表面的な演奏に終始してしまっていたような印象です。チェロの方の音程も不安定で、曲自体は興味深かったんですが、演奏はあまり感心しませんでした。スケルツォの楽章は、シューマンのピアノ五重奏曲のスケルツォ楽章の作り方にそっくりでしたが、曲の端々にチェコの音楽家らしい民族的な要素が顔を覗かせており、そこらへんがフィビヒらしいと言う感じだったでしょうか。シューベルト~シューマンの流れを汲む曲だったですかね。アンコールは無し。客席も半分埋まっていなかったですね。有料公演ですから、もうちょっと質の高い演奏が聴けても良かったんじゃないでしょうか。



今日最後は、やはり聴きたい曲の公演を選びました。
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大植さんが乱入され、演奏前に演説あり。このぐらいの距離だったら、おっしゃっていることも何とか理解可能ですね・・・。イザイのソナタですが、ウォーミングアップが足りなかったせいもあると思いますが、第2番はちょっとこじんまりとした演奏になってしまいましたでしょうか。それに対して第6番の方は雰囲気に慣れたこともあるのか、非常に充実した実のある演奏で、お客さん方も満足されたと思います。至近距離にお客さんが聴いていると言うのは、これはきついですよね。大きな破綻なしに良く弾き通したと思いますし、前の方で聴いておられたお子さん達も悪させずに聴き入っていました。こういうのってとても良い経験になりますよね。それに比べて、いい歳をしたおとなが、周りの目を気にせずにガサガサ音をさせたり、集中出来ないのって言うのは・・・。第3公演の時もそうでしたが、雑音出すぐらいだったら、寝ていてもらう方が有難いですよね。アンコール時は写真撮影もOKとなりましたが、スマホや携帯電話での撮影はシャッター音がしてしまいますので、これも良し悪しですね。決して華やかではない地味な音色ですが、じっくりと名曲をお聴き出来ました。小林亜希子さん、ありがとうございました。



残念な雨ですが、暑いよりはマシでしょうか。第1公演はパスしましたが、来年のために書いておきます。午前7時で315人、午前8時で650人、配布開始時は900人、見切り席用で50席分余り。雨ですから、こんなものでしょう。市役所の中に入れられても、あそこは空調入れてくれないので、暑いんですよね。ま、雨避けさせて頂けるんですから、贅沢言ってはいけませんね・・・。これから第3公演聴きに出発です。第6公演と第9公演はチケット持っているので比較的ゆっくり。今日の最後は第12公演にしようか、第13公演にしようか迷っています。イザイも良いけど、席数の多い会場の方が楽ですし。地下鉄1日乗り放題券買って、第12公演の方に行きましょうか。




7/17

やっと「大阪クラシック2013」のプログラムが発表されました。今年も「大植 英次 プロデュース」となっています。大阪近郊に勤務しないサラリーマンとしては、ちょっと辛い日程ですが、休日2日と有給休暇を取る平日1日の計3日間は「音楽三昧」と言うことで、楽しみたいと思います。


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この日は聴きに行けます。早起きは三文の徳。250ccのバイクで朝5時出発、遅くとも6時までにはオープニングコンサートの整理券を配る会場に到着したいと思います。

聴きに行きたいのは、1.3.6.8.9.11.12.13。到底回れない無理なスケジュールですが、これから可能なコンサートをスケジューリングして行きたいと思います。



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この日は聴きに行けません。

16.17.18.19.20.21.24.25、そして特に27は聴きものですよね。



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この日も無理。28.31.33.36.41.43あたりは興味あります。



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この日は有給休暇で聴きに行きます。19時から西宮のコンサートに行きますので、それまでの時間を有効に使いたいですね。

44.45.47.48.50.51.54、このあたりから選んでみたいと思います。



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この日は無理。61.63.67.69、そして71は聴いてみたいですけどね。



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この日も無理。72.73.74.75.76.79.80.81.83.84など、いいですね。



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最終日は何としてでも聴きに行きましょう。

88.89.90.95.96.99、そして最終コンサートですね。迷いますね・・・。


有料コンサートのチケットは、8月3日からの発売。忘れないようにしましょう。



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これで無料とは申し訳ないとは思いつつ、伺って来ました。これも明日(以降)詳しく書かせて頂こうと思っていますが、「日本ピアノコンクール」の項でボロクソに書いてしまった田舎片麻未さん、今日はお世辞抜きに本当に素晴らしい演奏を聴かせて下さいました。「さすらい人幻想曲」、感動的なエンディングでした。ご本人も恐らく満足行く演奏だったのではないでしょうか。短い時間でしたが、お話もさせて頂きました。ありがとうございました。



8/31

以前お聴きした日本ピアノコンクールの時ことが忘れられず、もう一度田舎片麻未さんのピアノが聴きたいと思い、この公演を申し込みました。この日も以前お聴きしたハイドンとシューベルトと言うプログラミングでしたが、2曲とも素晴らしい演奏でした。彼女のピアノの特徴ですが、とにかく技巧が飛び抜けていると言うことです。お話させて頂いた時にも感じたんですが、彼女はとても聡明な方と言う印象で、曲や部分的なパッセージ(特に音階)を弾かれる時、少し理屈っぽく機械的に聴こえることがありまして、前回お聴きしたショパンで特にそう感じたんですが、今日弾かれた2曲は、共に彼女の音楽性に良く合っていて、とても楽しめました。とにかく音の粒が立ち、ホールの最後方で聴いていたんですが、とてもはっきりと意味深く聴こえて来るんですよね。舞台経験が豊富なせいか、弾く音を自分のまわりだけではなく、意識的に遠くの聴衆に届くように弾いておられるのでしょうか。しかも音自体が澄んでいて、清々しい気持ちになります。ハイドンのソナタですが、音の強弱がはっきりしていて曖昧さがありません。インテンポでさっぱり弾く演奏も多いのですが、多少ルバート気味に抑揚を付けながらも、全体的にはメリハリのある演奏で、大変感心しました。シューベルトの「さすらい人幻想曲」は、日本ピアノコンクールの時もなかなかの演奏だと思いましたが、この日の演奏は更に良かったですね。多くの聴衆に気をよくしておらたんでしょうか、とにかく生気に富んだ生き生きとした演奏だったですね。この曲でも曖昧さは無く、ストレートに曲の良さを前面に出しながらの演奏でした。とにかく素晴らしいテクニックで、相変わらずアルペジオの正確さと表情付けには特質すべきものがあり、ミスタッチなどの大きなミスが聴こえて来ないと言うのは、聴いている方も安心して身を曲に委ねられます。それがとても心地よかったですし、弾かれた音楽自体のスケールが大きく、弾き慣れた曲と言うこともあり、演奏から自信がにじみ出ていました。部分的に多少「教科書的」に感じるところもありましたが、最後は自慢のテクニックとも相まって、感動的なフィナーレでした。趣のある大変素敵な演奏でした。次回、東京でのコンサートでは「鬼門」のショパン・ソナタ3番を弾かれるようです。聴きには伺えませんが、ご成功をお祈りしています。


田舎片麻未さんに先だって演奏された、根垣りのさんのヴァイオリンですが、個人的にはあまり印象に残る演奏ではありませんでした。

たった1日しかなかった今年の夏休み。丁度この日に大阪でイベントが2つありましたので、参加して来ました。1つ目は「大阪フィルハーモニー交響楽団 公開リハーサル」。はじめて伺った大阪フィルハーモニー会館。非常に恵まれた環境ですよね。会館入口に向かう交差点で、2ndvnトップの田中美奈さんとばったり。憶えて頂いていて恐縮しました。神戸学院大学の「グリーンフェスティバル」は、ベートーヴェンのトリオ全曲演奏が終わり、今後の予定はないとのこと。レーガーやプフィッツナーのソナタでも弾いて下さいよとお願いはしておきましたが・・・。会館に入ると、1階のラウンジでは団員の方々が思い思いに集まって、話や食事をされていました。芦響に在団していた時も同じような感じでしたね。その頃のことを思い出しました。2階に上がり、ネックリンガーを渡されて入場。
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ホールの中では楽員の方が練習をされておられました。コンマス席には渡辺美穂さんの姿が。思わず階段を駆け降り、ご挨拶させて頂きました。1年ぶりの対面でしたが、彼女も憶えて下さっていました。まあ、ふたりの共通項になる方はとても個性的な方なので、流石に忘れないですよね(苦笑)。
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そんなこんなで開始の時間になり、リハーサルが始まりました。指揮をされた船橋洋介さん、一切手抜きの無いリハーサルを指揮して頂き、短い時間ではありましたが、印象に残りました。気になったことがいくつかあったんですが、まずチューニングの時間になっても席にも着かず、楽器ケースも開けずにいる楽員さんがいたこと。いくらプロの奏者とは言え、ちょっと信じられませんでしたね。それから、見学者がいる前でコンマスに「反抗?」するような態度を執ったり表情を見せたりする楽員さんが、コンマスの後ろの方にいたことです。見ていて決して良い感じではないですよね。リハが終わってから確認するとかすれば良いのに、演奏中の見苦しい態度、あれはダメでしょ。

それから、質問コーナー。待ってましたとばかりに、古参会員と思しき年配の男性が、ほとんどの見学者には興味のないような話題について事務局に聞いていましたが、あんな質問は事務局にいつでもできるでしょ。夏休みでお子さん達も多くお越しになっているんですから、常連さんは譲って、もっとそういう方達に普段あまり出来ない質問のチャンスをあげたら良いのにね。定期公演の選曲のことを言われていましたが、嫌味っぽい言い方も含め、それはあなた個人の考えであって、「クープランの墓」が関西のプロオケで続いたって、それがどうだと言うんでしょう。公演それぞれに「選曲の妙」と言うのがあって、それぞれが「クープランの墓」があってこそのプログラミングな訳でしょ。では、それをどういう曲に替えたら、その方は満足されるのでしょう・・・。楽団それぞれ個性があるんですし、「聴き比べが出来る!」と言うポジティヴな気持ちで演奏会に臨めないのでしょうかね。それが大人の所作だと思うんです。素晴らしい音楽が聴けて有難い、そういう初心に帰ると言うことも大事だと思いますけど。そこで演奏が良かった・悪かったと言われるのは、その人の自由な訳ですし、そもそもプログラムが気に入らなかったら、単に行かなければ良い話です。聴衆はそれを選べるんですから、あまりこういう場で選曲に細かいケチ付けるのはどうなんでしょう・・・。私もリハの時に気が付いたことがあったので、質問したかったんですが、順番をお子さんにお譲りして、終了となりました。終了後、田中美奈さんに再びご挨拶しましたが、「大阪クラシック」の練習、フィビヒは5人の奏者の都合が合わず、まだ一度も合わせていないんですって。ま、大丈夫でしょう・・・。1,000円の有料公演です。楽しみにしています。


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アンケートを書くのに時間がかかりそうでしたので、用紙を持ち帰って来ました。いろいろ思ったことを書いて、近日中にお送りしたいと思います。1階に降りましたら、楽員の方達が談話中で、その中にいらっしゃった1stvnの美女・三瀬麻紀子さんにご挨拶させて頂き、会場を後にしました。貴重な体験、ありがとうございました。「大阪クラシック」、楽しみにしています。