音楽と競馬、思ったことを書いて行きます -33ページ目


音楽と競馬、思ったことを書いて行きます

JMJのコンマスのお話を頂く半年前、JMJ主催の公演に出演しました。曲目はマーラーの交響曲第9番。その丁度一年前に初めてこの曲を弾き、もうこの曲の虜になっていた時期です。

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これは、マーラーを知ることになった記念すべき演奏会です。東京・国立にあった一橋大学兼松講堂で、その日はクリスマス・イヴ。この日は特に冷え、舞台上にはストーブが焚かれたりしたとても趣深い演奏会でし、良く覚えています。この演奏会以降、マーラーにのめりこんで行くことになるんですね。


さて、JMJの方ですが、オーディションでは当時のN響コンマス・徳永二男さんが審査員を務められ、非常に非常に緊張したことを覚えています。この演奏会のコンマスは、同じ大学の1年先輩で決まっていて、彼にオーディション後に言われたことを今でも良く覚えています。「オーディションの評価は君が1番目で、2ndvnのトップに推薦したけれど、同じ大学のメンバーが1stと2ndの両方トップと言うのは「情実人事」と言われかねないと事務局から指摘されたりしたから、申し訳ないが今回は取り下げさせてもらった。2ndのトップは2番目の評価の子に譲って、先代のコンマスをトップサイド、今回は申し訳ないが、君は1stvnの2pult表で我慢してほしい」。そんなこともありました。今思うと何のことも無いですし、単に懐かしい出来事ですが、当時は悔しくて悔しくて、演奏会に出るのを止そうと思った時期もあったんですよね・・・。

指揮者は若手の代表格・井上道義さんでした。当時は「踊る指揮者」と言う風変りなイメージしか持っていませんでしたが、まあこの時のことは正直あまり印象に残っていません。同じ時期に同じ作曲家の第1番の交響曲を弾く機会があり、これがマーラー全曲演奏の始まりとなった記念すべき演奏会でもありました。顔見知りも一気に増えた時期で、この頃は怖いもの知らずと言うこともあり、お声がかかればどんなエキストラも全て引き受けていたりして、とても楽しかった頃です。

この演奏会はNHKラジオで放送され、カセットテープへの録音は今でも大事にしまってあります。トップの画像はその時のポスターで、プログラムの方は残念ながら見当たりません。その時に指揮して頂いた井上道義さんが、今日発表のニュースで、来年から大阪フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に就任されるそうですね。期せずして非常にタイムリーな記事と言うことになりました。


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1985年、JMJ(青少年音楽日本連合)のコンマスをさせて頂いた演奏会で、2ndvnのトップサイドを務めて頂いた立教大学のコンマス氏に誘われ、夏休みに演奏旅行にエキストラとして参加させて頂きました。ギャラを頂けて、好きな音楽が出来て、そして本名先生や漆原啓子さんとずっとご一緒出来る、こんな素晴らしい経験は、もう二度とないですよね。まず東京で定期演奏会を行い、一日置いて移動。清水での演奏会を終え、翌日清水駅から各駅停車の電車に乗って名古屋駅まで移動。参加メンバー、本名先生、漆原啓子さんも、みんな同じ各駅停車の電車で移動したんですよね・・・。「○○って言う曲、知ってますか?」「今後○○を演奏してみたい!」なんて、音楽の話、そして恋愛話などなど、ずっと話していました。本当に懐かしいです・・・。その当時東京芸大の学生さんだった私と同じ歳の漆原啓子さん、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲でソロを弾かれたあと、メインのブラームス/交響曲第1番では、私と同じプルトで全4楽章を弾いて下さいました。彼女はもちろん覚えていないでしょうけど、私には一生忘れない良い思い出となりました。このシリーズで本名先生の指揮で演奏したブラームスの交響曲第1番、録音に失敗したそうで、音源の記録が残っていないんだそうです。まさに「幻の名演奏」だったですね。本名先生とは、これをきっかけに、いろいろと親しくして頂きました。


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今夜は、本名先生が指揮される公演がザ・シンフォニーホールで行われ、今頃は打ち上げが行われているでしょう。お誘いも頂きましたが、今日は都合がつかずに伺えませんで、とても残念です。そんなつながりのきっかけになった、本当に思い出深い、懐かしい演奏会のことを書かせて頂きました。漆原啓子さんのコンサートがあれば、伺って、このプログラムをサカナに、いつかお話ししてみたいですね。


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このオケのオーディションにに合格された知人が、今日「プロオケ・正団員デビュー」を迎え、そのお祝いを兼ね伺って来ました。メンバー入れ替わりの時期にあたるPACオケ、その前後と言うのはアンサンブルも乱れがちになったり、手さぐりの状況になりやすいですよね。若い優秀なプレイヤーが集まるこのオケですが、この日の演奏に限っては、幾分荒く、あまり満足感が感じられないような演奏会だったと思います。その大きな原因は、やはり新しく入られたメンバーと既存のメンバーそれぞれの「感じ方の違い」「音楽観の違い」が、お互いにまだ十分歩み寄れていなかったからなのではないでしょうか。平易な場所での音程の間違いやアンサンブルの乱れが散見されましたが、シーズン始めでもあり、そこはこれから徐々に改善されるようにも思いますし、この時期に問題点が表出することは決して悪いことばかりではないですよね。演奏された3曲の中では、最も練習量の多かったと思われるバルトークの「ディヴェルティメント」の出来が良かったように感じました。



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大海佳之さん、プロオケ・正団員デビュー、おめでとう! とりあえず3年間、このオケで十分に研鑽を積まれ、音楽家として、人間として、一回りも二回りも大きく成長されることを期待しています。思わぬところでお知り合いになり、こうやって親しくして頂き、ありがとうございます。これからも応援して行きますので、頑張って下さい。

 

素晴らしいメンバーによるアンサンブルを聴きに伺いました。

一番の聴き物は、ヴィオラ・村上 淳一郎さんのソロによる、バッハのシャコンヌ。ヴィオラの調弦由来の、通常より五度低い音程による、もともとの楽譜に至極忠実な演奏。彼はケルン放送交響楽団(WDR)のソロ首席を務めておられるんですが、その実力が如何なく発揮された、とても懐の広いバッハの音楽が展開されて行きました。

ヴァイオリンの岡本 伸一郎さん、ピアノの釈迦郡 洋介さんは、普段からお聴きしていますので、また別の機会に。

釈迦郡さんの奥様にも、10年ぶりぐらいにお会い出来ました。相変わらずお綺麗で、お子さんも大人しくて、良い子で演奏を聴かれていました。

 

いろいろと無理を利いて下さり、ありがとうございました。

 

出演される方からお誘い頂き、日頃の皆さんの研鑽ぶりを聴かせて頂きました。本当に久しぶりの、芸文小ホール。

武岡 早紀さんは、8月18日に行われる某コンクール・セミファイナルの直前と言うこともあり、いろいろな意味合いから曲目を変更されていましたが、知・情のバランスの良く取れたベートーヴェンのソナタが大変素晴らしく、コンクールでの良い結果が期待出来そうですね。

東海林 茉奈さん、北村 明日人さん共々、ピアノでご出演された3人は、ソロとは別に「共演」と言う場も設けられ、それぞれが、ソロだけが素晴らしいわけでは無く、アンサンブルでも存分に聴かせて下さり、今後の幅広いご活躍が期待出来ると思います。

 

 

ヴァイオリンの山本 佳輝さんとは、一年ぶりの再会でしたが、すっかり大人びた青年となって帰って来られ、弾かれた音楽も、良い意味での余裕が感じられました。また、クラリネットの吉本 拓さんの、高い技巧と豊かな音楽性・個性は、近い将来、大きなお仕事を成し遂げられるのではと言う期待を感じさせて下さいました。

 

お顔の写った写真はどうかと思いますので、それぞれの皆さんのお人柄が良く表れている、礼をされている写真を掲載させて頂きます。

ご出演された皆さんの、今後益々のご活躍を願っています。